【オーストラリア】エアーズロック・リゾートを拠点に、カフェとアートとお買物♪
オーストラリアの中心部に位置する、レッドセンターと呼ばれる赤土の砂漠地帯にある世界複合遺産「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」。ウルル(エアーズロック)を観光する合間に、エアーズロック・リゾートにある宿泊ホテルから徒歩ですぐの「リゾート タウンスクエア」へ行き、カフェとアート体験とお買い物をしました。
リゾート タウンスクエア
「リゾート タウンスクエア」には、カフェ、土産物店、レストランなどがあります。
Ku l a t a Academy CAFE(クラタ アカデミーカフェ)
「Ku l a t a Academy CAFE(クラタ アカデミーカフェ)」は、ホスピタリティ業界での就業を目指すアボリジナルの学生たちが働きながら実践を身につけるカフェです。
カフェでは朝食からランチまで、コーヒーや紅茶、スムージー、サンドイッチ、サラダ、スイーツなどの軽食メニューを提供。さすがカフェ文化が根付いたオーストラリアです。
オーダーも配膳も日本のようにあくせくしておらず、のんびりゆったり。外のテラスでサンドイッチとスイーツをいただきました。
研修中の学生たちによるカフェとはいえ、スイーツをはじめ、おいしくいただきました。
Kulata Academy Cafe(クラタ アカデミーカフェ)
4/127 Yulara Dr, Yulara NT 0872
(+61) 0282968010
7:00~14:00(最新情報は公式ページでご確認ください。)
公式ページ(外部リンク)
スーパーマーケット
旅先の市場やスーパーに行くのが大好き!ガイドさんからスーパーマーケットがあると聞き、喜んで行ってきました。
スーパーに入ってすぐに目に飛び込んできたのは、たくさんの小さなリンゴ。果物も野菜も新鮮!サラダやパン、お肉やお魚、お菓子、アルコール類など。また日用品も売っていました。
生ものは日本に持ち帰れないので、ボトル入りのパンケーキミックス、ベリーのジュース、大容量のデーツ(オーストラリアでは普通サイズかも?)を購入しました。1500円ほど。物価は日本と同じくらいに感じました。
リゾート内でもキャッシュレス決済は普通です。少額でも大丈夫。日本で5,000円分を両替して持っていきましたが、チップも不要で現金はほとんど使いませんでした。
マルク・アーツでドットペインティングを体験
マルク・アーツは、先住民の工芸品やアート作品の販売などを行う非営利組織で、こちらでは、地元のアナングのアーティストを師とするドットペインティングのワークショップを開催しています。
アナングの人々が話す地元の言語であるピジャンジャチャラ語の入門的な単語や、先祖から受け継いでいる道具の紹介をしていただきました。ピチャンチャチャラ語は英語で通訳され、私はそれを日本語ガイドさんに通訳していただきました。
これらは、太陽、植物、昆虫、狩猟の道具、さらには動作や状態などを表したシンボルです。ジュクルパ(アナングの人々が後世に語り継ぐ、大宇宙と人間の摂理を説明するものであり知恵の集約のようなもの)を伝える一つの方法として使われます。
アボリジナルの人々は、太古より顔や体にペインティングを施していました。キャンバスに絵具で点の一つ一つを描いていくドットアートは、さまざまな世界や物語、感情を表現しているのです。
体験スタート
さまざまなお話を伺った後、参加者たちもドットペインティングの作品を作ります。黒いボードをキャンパスに、アナングの人たちのシンボル(絵文字のような)を取り入れて、太めのスティックと絵の具で好きな絵を描きます。
思わず「見本はないんですか?」と日本人アルアルな質問をしてしまった私ですが、ただ”自由に”描けば良いのです。開放的な雰囲気のおおかげもあり、描き始めると夢中で楽しめました。
絵画体験の後は、真ん中にアーティストの作品を置き、周囲にはさまざまな国・年代の人たちが描いたオリジナルアートが並べられました。発表したい人が自分の作品に込めた意味を皆に披露します。
準砂漠気候のもと、絵具はすぐに乾き、作った作品は持ち帰れます。今も飾っていますが旅の記念になりました。
マルク・アーツ・ドットペインティング・ワークショップ
大人79ドル~/子供39ドル~/家族219ドル~
所要時間 1.5時間
公式ページ(外部リンク)
おわりに
いかがでしたか?いずれもステイ先のホテルから近く、一人でも歩いて行けたため気軽に楽しめました。リゾート内を循環する無料バスの停留所もあるので、ノーザンテリトリーのウルル滞在拠点、エアーズロック・リゾートに行かれる際の参考になれば幸いです。
取材協力:ノーザンテリトリー政府観光局、Voyages Indigenous Tourism Australia(外部リンク)※ドットアートを体験させていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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