【宮城県 東松島市】定休日でも購入可!さつまいも専門店の焼きいも自動販売機 [赤井地区]
イモ、栗、かぼちゃ、これら3種の野菜たちの魅力というのは、何年経っても衰えることがないと筆者は勝手に信じている。各種それぞれにホクホクとした食感以外に、しっとりとした部分を持ち合わせていて、好きな人にとっては秋の収穫時期が毎年待ち遠しくなるものだ。また、食事メニューの材料としても、そしてデザートとしても楽しめるという部分では、人間にとってとても有難い野菜たちだ。
一方で、これらの野菜のホクホク食感が「ボソボソ」と感じられて、『うーん、苦手なんだよね』という声も多々あり。色々な好みがあるからこそ、現代の豊富な調理方法やメニューが生まれたと考えると、意見の違いはとても重要だ。
さて、今回はそれらの魅力的な3種の野菜の中から「さつまいも」に注目。筆者が偶然発見した、面白い「焼きいも自動販売機」をご紹介していこう!
宮城県東松島市の赤井(あかい)に2023年2月「oimoya Jack(おいもや じゃっく)」という、さつまいもを専門に扱うお店が登場した。店舗はラーメン屋「大吉」に隣接していて、上記写真の赤丸部分が「oimoya Jack(おいもや じゃっく)」の店舗だ。
同店では、シンプルな温かい焼きいもに加えて、アイスクリーム様な口当たりの冷凍タイプも扱っている(※芋の収穫時期により販売期間は変動)。そのほかにもデザート系のクレープやシェイク、さつまいもを油でカリッと揚げたフライドポテトタイプ(※メニューは2023年5月24日時点の内容)など、さつまいもの様々なメニューを楽しめるお店だ。
イモ好きな筆者は衝動的に『そうだ、焼きいもを食べにいこう。』と、とある日に同店舗に向かったものの、すっかり定休日の存在を忘れていて、ピシャリと閉じられた扉を目の前に、しばし立ち尽くしていた。そして、出入り口横にある自販機で飲み物でも買おうかと近づくと、なんとそれが「冷凍やきいも」と「牛肉」の自販機だったのだ・・・!
思いがけず発見した興味深い組み合わせの自販機。お店が定休日で、焼きいもを断念しようかと諦めかけていた為、機械に表示されている「01冷凍やきいも」のパネル表示には、歓喜の表情を浮かべた筆者だった。これは嬉しいサービス!いつでも食べたいと思った時に、ボタンを押して購入可能というのは、便利な世の中になったものだ。(※他の焼肉用の肉については別の機会にご紹介していこう)
購入方法は、自販機自体に大きめの文字で記載されているので、とてもわかりやすく迷わずに買うことが出来た。まずは、商品の番号を押して、上記写真の様に画面に商品が映し出されたら、次に「かう」の部分を指でタッチ。最後に機械の挿入口にお金を入れると・・・グィーン・・ガション!と、下の取り出し口に商品が落ちてきて、購入完了だ!
お待ちかねの冷凍焼きいもは、真空状態でプラスチックパックに梱包されている。まん丸の可愛い「oimoya Jack」と描かれたお店ラベルの演出で、なんだかおしゃれな装い。なので、そのまま手土産としても良さそうだ。
同店のさつまいもは、一般的に難しいと言われている無農薬の栽培方法を採用し、生産から販売に至るまでの全てを行っている。各工程を把握しているからこそ、さつまいも1本1本への愛情もギュッと凝縮していると感じる。
さて、真空パックを開封すると約20センチほどの、中型サイズの芋がゴロンと登場!それと共に、さつまいもが焼き上がる時の甘〜い香りがふんわりと広がるのだ。
筆者は自販機で購入してから、大体常温で30分ほど解凍(※気温20度程度の環境で約30分)。試しにナイフを入れてみると途中までスーッと刃が進み、後半はサクッっとする具合で、つまり半分凍っている状態。
ちょっと贅沢に厚めの輪切りにして食べると『うーん!』目を丸く見開く筆者。
し〜っとり!滑らかな舌触りと、半分凍っている状態なのでサクサクっとした、まるで芋のアイスクリーム。具体的に例えるとしたら、ジャリジャリっとしたシャーベットではなく、もっちりとしたジェラートのようなタイプの芋アイスという感覚。もったりとした芋の力強さと、凝縮された自然な甘みが口一杯に広がり、芋好きにはこの上ない至福の時間だ。冷凍でもこれだけの強い甘みを感じるということは、熱々の状態にも期待が膨らむ。秋の収穫まで待ち遠しい次第だ。
定休日でも、営業時間外でも大丈夫。売り切れない限り、いつでも自販機で美味しい焼きいもを楽しむことができる幸せ。これは特に芋好きの皆に、おすすめだぞ!
(もちろんだが、営業中にお店で購入すればもっと多くの素敵な芋メニューと出会えるぞ!)
紹介内容の名称:冷凍焼きいもと牛肉の自動販売機
製造元:oimoya Jack(おいもや じゃっく)※冷凍焼きいもの製造元
自販機の設置場所:東松島市赤井字新川前23-8 (※oimoya Jackの出入り口横)
製造元の「oimoya Jack(おいもや じゃっく)」の公式インスタグラムでは、お店の新着情報などを随時更新中。気になった方はページをチェックしてみよう!