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【ママが見落としがち?】友達関係をうまくいかせる子に育てる!今日からできるたったひとつの方法

ちあき先生保育士/webクリエイター

子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。

保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。

今日はコミュニケーションスキルを育てる方法について、一緒に考えてみようと思います。

生きていく上で何が必要か?と聞かれた時に、私は真っ先に「コミュニケーションスキル」と叫びます。世界が変化していく今後はますますこのスキルが重要視されるのではないか?と感じています。「コミュニケーションスキル」を育みたいパパさんママさん!ぜひ最後までご覧ください。

コミュニケーションスキルがあると何がいいの?

人生において、コミュニケーションスキルがあることによって何がいいのか?というと、自分の目標や夢を叶えられたり仲間が増えたり、人から応援してもらえたりと充実した人生が送れますよね。

【幸せになるカギ】が実は【人】にあるんです。

生活する上で必ず他者と関わることが必須

私たちは、1人では生きていけません。誰かしらと関わっていきていきます。そこにはやっぱり【人】と関わることが必須です。

身近な人間関係によって人は幸せを感じる

そして、人によって幸せを感じる生き物です。

仕事が昇進した!給料がUPした!美味しいものを食べた!こうした幸せもありますが、私たちが、最終的に幸せを感じる瞬間は「身近な人間関係がうまくいっている時」ではないでしょうか。

旦那さんとお子さんと何気ない会話をしながら、ゆったりと過ごすその時間が、一見ありきたりなことなのかもしれませんが、ママさんたちにとってとても幸せな時間なんだということを私自身も体感しています。

コミュニケーションスキルは幸せのカギ

コミュニケーションスキルがある人は、人との信頼関係をパッと自然に築くことができるので、困った時は助けてもらえたり、人を通してさまざまな情報も入ってくるためチャンスも掴みやすいです。

また、自分のやりたいことを主張しながらも相手のいうことも聞きながら、チームで動くことも得意です。チームで何かをやり遂げることができるのは本人も嬉しいですし、自分ひとりでやり遂げられないことを叶えられます。友達との交友関係、同僚と上司部下ともうまく付き合いながら、家族とも円満、それでもって自分のやりたいことを自分の足で叶えていけるのであれば、そりゃ幸せです。

そんな幸せなカギを握るのがコミュニケーションスキルなのです。

コミュニケーションスキルを育むたった1つの方法

では、我が子にコミュニケーションスキルを育むためにはどうしたらいいのでしょうか?

それは「思いっきり甘えさせてあげること」です。

ん⁈なんだって!?と思うかもしれませんが、もう一度言わせてください。我が子に幸せになってもらうためにママさんたちができることは「思いっきり甘えさせてあげること」なんです。

乳幼児期に甘えさせることの重要性

私がママさんたちと話していると、“甘えさせることがあまり良くないこと〟だと認識してることが多いなぁと感じます。

・甘やかすと何も出来なくなってしまうんじゃないか?
・甘やかすと図にのるんじゃないか?

なんて不安になるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

むしろ甘えさせることは、コミュニケーションスキルの土台になるのです。

家でいうと基礎の部分です。この基礎部分がグラグラだったら、どんなに素敵な家を建てたところで土台がグラグラなのですぐに壊れてしまいます。

この土台がもろいと何をやってもグラグラで不安定だということ。逆にこの土台さえしっかりしていれば、どんな嵐がこようとも乗り越えていくことができるんです。

この土台となるものが「愛情」であり「甘やかせてあげること」なんです。

甘えずに育つとどうなる?

私は、ママさんをカウンセリングすることがあります。甘えさせないとどうなるか?大人になった時、以下の項目に当てはまる人が多いと感じます。

・人を信じることができない
・自分よりも他人優先
・自己主張ができない
・いつも人に振り回される
・自信がない
・行動に移せない
・決断できない

順番に解説します。

・人を信じることができない

そもそも、人を信じることができません。

心を開くこともできず、人から何か言われても“心の裏があるのでは?〟と疑心暗鬼になってしまいます。

・自分よりも他人優先

自分のことよりも大人の空気を読むことに長けているため、常に自分よりも他人優先で生きています。一見「素敵な人」に見えますが、自分のことは全て後回しにして、他人優先なので本人は疲れてしまっているパターンが多いのです。

・自己主張ができない

小さな頃から感情を抑え込むことが普通になっているので、自分の感情すら塞ぎ込むことが当たり前になっているため、自己主張ができません。そして、自分の気持ちがどうなのかさえも分からなくなってしまうことがあります。

そうなることで、自分の意見が言えないまたは意見がないということになります。

・いつも人に振り回される

人からの頼みごとは何でも引き受けてしまう人が多いです。そして、自己主張ができないとなると、うまく人に利用されてしまうことにも繋がります。頼られるのではなく、振り回されるのは嫌ですよね。

・自信がない

自信がないと何かをしたいという気持ちもなくなり、新しいことをしたり、挑戦することすら出来なくなります。

・行動に移せない

失敗を極端に嫌がる傾向にあるため、行動に移すことも苦手です。誰かと一緒にやらないと不安で行動に移せないこともあります。

・決断できない

自分の意見に自信がないので、もちろん決断ができません。失敗したらどうしよう?うまくいかせる自信がないなど、不安な方に意識がいってしまうのです。

甘やかすとわがままにさせることは別もの

「甘やかせること」と「何でもかんでもわがままにさせること」は別物です。

なんでもわがままにさせたら、将来お子さん自身がきっと困る時がきそうです。長期的に見て、こどものためになりませんよね。「甘やかせること」と「何でもかんでもわがままにさせること」の違いがわからなくなったら、その子のためになっているか否か?をぜひ考えてみてください。

甘やかせることというのは、【子ども自身が愛情を感じること】です。

欲しいおもちゃを何でも買い与えてしまっても、その時は嬉しいと感じるかもしれませんが、おもちゃを全て買い与えることで、子どもが「愛情を感じるか?と言えば」はまた別ものです。

また、こちらの大人側が良かれと思ってやったことでも子どもにとっては、愛情を感じていないことだってあります。

分かりやすい例が、「高級官僚のお父さんをもつご家庭で育ったイジワルなお嬢様。塾から帰宅し、いつも真っ暗で誰もいない部屋で電気をつけると、夜ご飯のお金が1万置いてある」みたいなドラマでありがちなイジメ役に抜擢されるパターンです。

夜ご飯に1万円ってめちゃくちゃうらやましいー!って思うかもしれませんが、子どもが求めているのはお金ではありません。

お母さんの手作りのおにぎりです。子どもはここに親からの愛情を感じるのです。でも、この両親はおそらく「お金=愛情」だと間違えて認識していたのでしょう。

このように、大人が思う愛情と子どもが欲しい愛情は別ものだということをぜひ抑えておいてください。

「子ども自身が愛情を感じているかどうか?」がポイントなのです。

そのために、目の前にいるお子さんが何を欲しているのかをしっかりチェックしたいところです。

子どもを甘やかすには何をしたらいい?

では、子どもを甘やかせてあげるにはどうしたらいいのでしょうか?

先程もお伝えしたとおり、子ども自身が愛情を感じるなら何でもOK!子どもはママに特別なことは望んでいません。高級レストランより手作りおにぎりがいいんです。お金をかけずいつでも簡単にできることで十分なんです。

お金をかけずいつでも簡単にできることを紹介します。

・ぎゅっと抱きしめる
・頭をなでる
・泣いているところをよしよししてあげる
・話をきいてあげる
・遊ぶのを見ていてあげる
・好きなご飯を作ってあげる
・絵本を読んであげる
・一緒にお風呂に入る
・一緒に遊ぶ

1番効果があるのは「子どもが何かを求めてきた時に、求めてきたことをしてあげる」それが一番いいんじゃないかと思います。

コミュニケーションスキルは家族の絆を強める

甘やかすことで、子どもは“自分を受容してもらった〟と感じ、自分という存在を確立して自己主張できるようになります。

そしてそこから、他人との関係構築のステップに進むことができます。

コミュニケーションスキルの土台は、「自分を受け入れてもらう経験」がないと育むことができません。

子ども自身に「自分を受け入れてもらう経験をしてもらう」ためにママさんができることは「思いっきり甘えさせてあげること」なんです。

子どもに甘やかせ過ぎなんてことはありませんので心配ご無用です。

まとめ

今日はコミュニケーションスキルについてお伝えしました。コミュニケーションスキルは、幸せのカギです。そして、人間の基礎の土台部分です。

その土台部分を育むには「ママさんからの愛情」が欠かせません。パパママからの愛情は子どもにとって何ものにも変えられないパワーがあります。

“ママからの愛情がうっとしい、、〟そう思われるくらい、お子さんに愛情というラブコールを送り続けてください。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

保育士/webクリエイター

フィンランド好き保育士。素敵に見えるあのママも、悩み事なんてまるで無さそうなあの人も、実はみんなみんな子育てで悩んでいます。そんな毎日子育てを奮闘しているママさんたちが、少しでも肩の力が抜けて、笑顔になって、一歩踏み出せますように...という想いを込めて、ママさんひとりひとりの気持ちに寄り添う、まるでラブレターのような記事をお届けします。記事の内容は、保育士19年の経験、日々受けているお悩み相談からの気付き、そして、子育てで絶賛お悩み中のママへのインタビューを参考にしています。

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