【英会話】「neck and neck」ってどんな意味?
こんにちは、せいたろーです。
カナダ、バンクーバーに3年間留学していました。
現在は英会話講師として働いています。
留学中、学校に卓球台がありました。
試合が終わった友だちに「どうだった?」と尋ねると、
「neck and neck !」と一言。
"neck" = 首。
「首と首」…?
これでは意味が通じませんね。
一体どんな訳になるんでしょうか?
実は英語の面白いイディオム表現です。
今回は「neck and neck」の意味と使い方についてご紹介します。
neck and neck 「互角の勝負」「接戦」
どっちが勝ってもおかしくないような、良い試合の様子を指します。
もともとは、競馬のレースで使われていた表現で、2頭の馬が横並びで走っている様子が語源のようです。
*日本語でも僅差の事を「ハナの差」と言ったりしますよね。
そんな感じです。
例文1
A : Did you win ?(勝った?)
B : I lost...but we were neck and neck.(負けた…でも互角だったよ)
例文2
A : How is the result of the vote ?(投票の結果はどう?)*vote : 投票
B : The candidates are neck and neck.(候補者たちは僅差ですね)*candidate : 候補者
ちなみに体を含んだ英語スラングは、こんなのもあります。
Keep your chin up ! 「(落ち込まないで)がんばって」
"chin" = アゴ、です。
直訳「アゴを上にあげ続けて」、日本語の「顔を上げて」のニュアンスで、相手を励ます一言です。
例文3
A : I failed the exam.(試験に落ちた)
B : Keep your chin up ! You have another chance !(元気だして、もう一回チャンスがあるよ)
Fingers crossed 「幸運を祈ってるよ」
Fingers crossed は、2本の指で十字架を作るようにクロスするハンドジェスチャーです。
「幸運を祈る」という意味になります。
例文4
A : Thank you for seeing me off !(見送りありがとうね)
B : Have a safe flight. Fingers crossed.(気をつけてね!幸運を祈ってるよ)
まとめ
・neck and neck 「互角の勝負」「接戦」
・Keep your chin up ! 「(落ち込まないで)がんばって」
・Fingers crossed 「幸運を祈ってるよ」
こんなフレーズを使いこなせたら、会話がもっと楽しくなりますね。
ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
今回の記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。