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「ナスは冷蔵庫に入れないで!」美味しく食べる正しい保存方法を、元スーパーの店員が解説!

ぱるとよ料理研究家

夏の野菜がどんどんスーパーに登場してきましたね。

暑い日が続くとみずみずしい夏野菜が美味しく感じますよね!

今回のテーマは「ナスの保存方法」。

せっかく鮮度の良い美味しそうなナスを購入しても保存の仕方で台無しにしていることも…!

そこで今回はナスを美味しく食べるための保存の仕方を元スーパーの店員だった「ぱるとよ」が解説します。

ナスは冷蔵庫に、そのまま入れるのはNG!

夏など暑い日は買い物を終えてきたら野菜は迷わず冷蔵庫に入れていないですか?

冷蔵庫に入れると鮮度をキープしそうな印象ですが、ナスははだかのまま冷蔵庫に入れるのはNGです。

というのもナスは低温に長時間入れてしまうと低温障害になり果肉が硬くなってしまいます。

低温障害になっても長くナスを保存したい方は、ラップで包んでジップロックに入れて冷蔵庫で保存してくださいね。

そのまま冷蔵庫に入れると、冷蔵庫の冷気でナスの表面が乾燥してしまいます。

美味しく食べる!正しいナスの保存方法とは?

ナスは低温障害になりやすいので冷蔵庫に入れないのはわかったけど、じゃあどこで保存したら良いの?と思われる方も多いかと思います。

そこで、オススメの保存方法を2つ紹介します。

風通しのいい涼しい部屋で保存!

購入したナスは、ポリ袋に入れて涼しい室温で保存してくださいね。扇風機やクーラーの風が直接当たる場所には置かないでくださいね。

ナスはジャガイモや人参に比べて鮮度が落ちやすい野菜の一つです。そのため、1〜2日で食べ切れる量を購入してなるべく早く調理をしましょう!

大量にある場合は、天日干しがおすすめ!

干すことで余分な水分が抜けて、長期間保存ができます。

皮付きのまま輪切りにして天日干しにします。

カリカリに干さなくてもセミドライの状態ですと調理するときも楽ですよ。

干すことによって水分が抜けてナスの旨味が凝縮して味が濃くなるので、一石二鳥です。

油をひいたフライパンでじっくりソテーするだけで美味しく食べられますよ。

まとめ

ナスの保存は冷蔵庫には入れないのがオススメということを解説しました。

食べ切れる分だけを購入して涼しい部屋で保存して早めに食べ切るか、干して保存するのが良いですよ。

気になる方はぜひ試してみてくださいね。

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料理研究家

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