【西宮市】これはもうパンの芸術!フランス人シェフのこだわりが詰まった、パン好き必食の極上バゲット
ユネスコ無形文化遺産にも登録されているフランスパンの代表格「バゲット」。今回は、フランス人オーナーシェフが焼き上げる究極のバゲットが買えるEncore un matin オンコーアンマタンさんをご紹介します。
Encore un matin オンコーアンマタンさんはフランス人オーナーシェフ、ペゲロ・パトリス氏がご家族で営まれています。奥様、お嬢様にもご出演いただきました。素敵なご家族です。
パトリスシェフはお店の奥でパンを焼かれている最中でしたので、奥様にお話を伺いました。
パトリスシェフは、フランス、南アフリカ、カナダ、中国、神戸など世界各地でブーランジェ(パン職人)として活躍してこられ、また1895年にパリで創設された名門料理学校「ル・コルドンブルー」の東京校で製パン教授もされていたそうです。
私も国際結婚組なので、ご主人様との馴れ初めに興味を抱きお伺いしたところ、奥様が「ル・コルドンブルー 東京校」のパティシエコースで学んでいらした時にご主人様と出逢われ、ご結婚後世界各地に滞在された後、奥様のご実家がある西宮に落ち着くこととなったのですと、気さくにお話ししてくださいました。ドラマになりそうなストーリーですね。
お店は夙川オアシスロードからも近い、阪神香櫨園駅から徒歩約7分のところにあります。まるでパリの街角に迷い込んだかのような雰囲気を感じられる佇まい。パリのカフェのシンボルとも言えるテラス席が素敵ですね。
香ばしい匂いが漂う店内には、本場フランスの味わいが楽しめるパンが並んでいます。中でも、クロワッサンとバゲットが大人気だとお伺いしました。
オリジナルのカラフルなクロワッサン「カラクロ」にハーブポークやタンドリーチキンなどを挟んだサンドイッチのほか、バゲットのサンドやホットドッグ、パニーニなどの軽食系もあります。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。
カフェスペースもあります。
壁には美しい絵画が。こちらは、パトリスシェフのご友人が描かれた絵のようです。筆遣いや色使いがあたたかく、心が穏やかになる絵ですね。
カフェでは、焼きたての好きなパン、ピザ、クレープなどに、さまざまなセットをつけられるメニューがあります。
水木金限定で提供されるフランスの家庭料理「米粉のガレット」は、サラダとドリンクがついてリーズナブル。
そして、私はお目当てのバゲットを購入しました。紙でくるくるっと巻かれてフランス感満載。日本ではバゲット購入時にビニール袋がつけられますが、海外ではこのスタイルが一般的です。自転車のカゴに入れてワクワクしながら帰宅しました。
帰宅して包み紙を開いてみると、とんがり頭に、香ばしい色、この切り込みの焼け具合など、スタイリッシュで食べてしまうのが惜しいくらいの造形美を感じるのは私だけでしょうか。
でも、私のヨーロッパ人の夫が待ち焦がれていたので早速いただきました。
夫は大喜びで、カットせずにとんがり頭からそのまま食らいついていました(笑)
夫にとってはやはりヨーロッパの本場の味が恋しいのでしょう。バターなど何もつけずにそのまま「美味しい、美味しい」と嬉しそうに食べていました。
私もまずはそのままでいただきました。パリパリの皮は噛めば噛むほど味わい深く、また、中のモチモチッとした強めの弾力感が魅力です。
次に、多めにバターを塗ってみると、これもまた幸せなお味。
最後の二切れはカプレーゼを乗せて、お気に入りのシャンパンでいただきました。ほぼフランスパンだけの夕食でしたが格別なお味に大満足となりました。
Encore un matin オンコーアンマタンさんのバゲットの美味しさや楽しさは言葉ではなかなか言い表せません。
是非、一度お召し上がりになってみてください。本場フランスのバゲット独特の香りや味わいに魅了されること間違いありません。
≪店舗情報≫
【店名】ENCORE UN MATIN オンコーアンマタン
【住所】兵庫県西宮市川添町4−2
【電話】0798-42-8544
【営業時間】水、木(10時〜17時)、金(9時〜18時)、土、日(7時〜18時)【定休日】月曜 火曜
【Instagram】Encoreunmatin