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【西宮市】玄米×揚げ=絶品おにぎり!今すぐ食べたい新定番「おもたせしたくなるおにぎり」の店がオープン

RonyaWebライター 2024年9月地域C.MVA受賞(西宮市)

10月のある日、苦楽園口駅に向かって南から線路沿いを歩いていました。もうすぐ駅というところでふと、とても可愛いピンクの釜戸らしきものを発見しました。

あれは何?と、とても惹かれるものを感じ、何のお店かわからないまま導かれるように入店してしまいました。

何のお店か伺うと『玄米揚げおにぎり』のテイクアウトのお店ということ。

玄米揚げおにぎり』というフレーズはお初でしたので、おにぎり揚げちゃうんだ!と興味津々となりました。

ピンクの釜戸が注文カウンターとなっている店内はとてもシンプルですが、さりげないセンスが光るデザイン空間。でも、サンプルや商品などの陳列はなく、メニューが置かれているのみです。

【玄米】白米よりもたんぱく質が20%多く、食物繊維が6倍も豊富で、ビタミンB1などのビタミンやミネラルも多く含んでいます。
さらに、抗酸化作用のある栄養素が多く、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果も期待できる高機能健康食です。

明るくお迎えしてくださったスタッフの皆さん
明るくお迎えしてくださったスタッフの皆さん

そこで、お店をプロデュースされているというスタイリッシュな男性、猿渡さんに詳しくお話を伺うことに。

店名は『すってんころりん』さん。実はまだプレオープン中ということでした。

すってんころりん』さんで販売される『玄米揚げおにぎり』は「お持たせしたくなるおにぎり」がコンセプト。トップ画像がパッケージなのですが、お土産にしたくなるオシャレさですよね。

しかし、パッケージにこだわってはいらっしゃいますが、外見は二の次で、やはり美味しいものを召し上がっていただきたいという思いが込められているとおっしゃっていました。

この『玄米揚げおにぎり』のルーツは10年前に遡ります。元々は、以前塚口にあった猿渡さんが経営されていた、玄米と麹料理の『ポノポノ食堂』さんで生まれたとのこと。『ポノポノ食堂』さんで日々玄米ご飯を炊かれる際に残ってロスが出たことから、このロスをなくすためにと考えだされたのが "おにぎりにして揚げる"ということでした。

そこで、イベントなので販売したところ好評を得ていたそうです。

後ほど紹介しますが、こちらが『玄米揚げおにぎり』です。兵庫県丹波産の玄米のおにぎりを米油で揚げて、お醤油にくぐらせたというお品。

『ポノポノ食堂』さんはすでに閉店されていますが、この『玄米揚げおにぎり』のお店をやりたいと思いつかれたところ、大阪のオーガニック系カフェ「COCHI CAFE コチカフェ」の細田さん(写真右端の女性)と一緒に『すってんころりん』さんを始められることになったのだそうです。

メニューはプレーンな『玄米揚げおにぎり』(税込500円)から、ヘルシーな切り干し大根や、珍しい沖縄の卵料理「にんじんしりしり」などを挟んだ『おにぎりバーガー』(税込650円)なども。

オーダーを受けてから揚げられるので、熱々をいただけます。でも、冷めても美味しいとのこと。

玄米揚げいなり』は「ドライいちじく」や「干し葡萄」など、意外な食材が入っているものもあり、独特な風味が楽しめそうです。

ミニサイズ5個セット(税込1500円)は、手土産に喜ばれそう。

こちらは揚げていない玄米のお弁当『おにぎりボックス』お味噌汁付き(税込1100円)

私は、この日近くのオーガニック食材店でお惣菜を購入していたので、プレーンの『玄米揚げおにぎり』をいただきました。細田さんが満面の笑みで渡してくださったこの可愛いパッケージ、大切に包まれた想いが伝わります。開けるのも楽しみです。

自宅で早速いただきます。

パッケージを開けると、香ばしいお醤油と海苔の風味が広がりました。

表面はカリッとしていますが、あまり油っぽくはありません。温めても良いですが、冷めたものでも当日なら美味しく食べられるとのことでそのままでいただきました。

中はちょうどいい塩梅に炊き上げられた、もっちりとした玄米が現れました。

ひと口いただくと、美味しい!表面のカリカリ食感も小気味良い歯応え。

玄米特有のワイルドな香りは全く感じず、揚げることで甘味旨みが増し、香ばしい風味が引き立っているのかなと思いました。

玄米の甘さとお醤油のコク、焼き海苔の香ばしさ、そして米油の優しい風味が相まって新しい魅力を引き出し、シンプルながら深い味わいが特徴と感じました。

高栄養、低カロリーなので、ダイエット食としても効果的な玄米ですが、苦手な方も多いですね。しかし、このように美味しくいただくことができれば、玄米が苦手な方にもお勧めできます。

正に「お持たせしたくなるおにぎり」ですね。

次回は、バーガーやいなりも食べてみたいです。

すってんころりん』さんは、中津浜線沿いの仁川学院近くにも新しいお店をオープン予定とのこと。可愛い小屋のような建物に、ちいさなお庭のような花壇があるお店になるそうですので楽しみですね。

詳しくは、インスタグラムをチェックしてみてください。

≪店舗情報≫
【店名】すってんころりん
【住所】西宮市南越木岩町8-18 苦楽園第2ビル103
【電話】0798-31-1511
【営業時間】平日 10:00〜19:00
土日祝 10:00〜18:00
【定休日】不定休
【Instagram】すってんころりん

Webライター 2024年9月地域C.MVA受賞(西宮市)

大手企業のCM制作のADやスタイリストなどの経験を経て渡米。NYで遊学。国際結婚をしてヨーロッパに移住。家族で帰国後、Webライターとしての活動開始、現在に至る。大好きな西宮ならではの美味しいもの、楽しいことなどを探し出してご紹介します!また、ワンちゃん猫ちゃんとの生活をより楽しく豊かにするための情報もお届け。フォローよろしくお願いします!

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