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【倉敷市】ふだん入れない工場に潜入!夏休みのおでかけにファクトリーツアーへ行きませんか?

倉敷そだち地域情報発信クリエイター(倉敷市)

あと1か月もすると夏休みですね。どこに行こうかと悩んでいる方もいるのでは。「ものづくり」や「ふだん入れない場所」が好きな方へおすすめなのが8月3日・4日開催の「MARUGO足袋シューズファクトリーツアー」。どのような内容か過去のファクトリーツアーを交えて紹介しましょう。

MARUGOについて

ファクトリーツアー(以下、ツアー)の舞台は、倉敷市茶屋町にあるMARUGO(丸五)の本社。創立は1919年で、地下足袋やワークシューズを製造する老舗メーカーです。本社は倉敷市茶屋町にあり、直営店は倉敷市に2つ、東京に1つあります。

ツアーでは、ふだんは入れない工場内に入って製造工程を見られますよ。では、前回(2023年5月2日)のようすをお届けします。

前回のファクトリーツアーのようす

ツアーは建物の紹介から始まりました。

建物の見学

味のある木造の建物もあります。倉敷市のところどころで見かけるのこぎり屋根です。なんでこのような屋根の形なのか知っていますか?

答えは電気がなかった時代に、太陽の光を取り込むためなんですって。ということは、今は電気があるのでのこぎり屋根を作るメリットってなくなったんでしょうね。貴重な建物です。

過去には最大で600人ほどが働いていたMARUGO。広大な敷地には寮があったそうです。昔は3交代だったため、お風呂もあったとか。

案内人のJIKATABIMAN
案内人のJIKATABIMAN

今も食堂として使われている場所へ入らせてもらいました。

社員食堂って憧れる~。どんなメニューがあるんでしょうね。

製造工程の見学

ブランドのひとつ「たびりら」の製造工程を間近で見学しました。

▼たびりらの生地を裁断しているようす

生地を極力残さないように裁断したり、食用肉の皮を使ってアップサイクルしたり無駄をなくす取り組みをされています。

見学して驚いたのは、ほとんどの工程が手作業で作られていること。

職人さんの連係プレーでたびりらが作られています。

足袋シューズのつま先の割れている部分を作る「吊り込み」作業は特殊な道具を使っていました。餃子の皮を包む要領で生地を折り込んでいます。

生地とゴム底の糊付けも手作業です。職人さんの真剣なまなざしがカッコイイ。

見たこともない道具を使って、生地とゴム底をくっつけていました。立体的な形なので機械より手の方がきれいに仕上がるとのこと。かなり力が必要で、手にマメができるそうです。

職人の手仕事を見に行きませんか

ツアーではツアー案内人のJIKATABIMANさんはもちろん、職人さんにも直接質問ができました。外国人にも人気な足袋シューズがていねいに手作りで仕上がっているのは驚きました。

8月3日・4日のツアーでは、以下の内容で開催されます。

  • 製造のようすの見学
  • 会社の歴史の紹介
  • 製造体験(希望者)
  • 手作り体験コーナー(対象:お子さま、何を作るかはお楽しみ)

今日も日本や世界のどこかで履かれている足袋シューズ。職人技と連係プレーを見られるファクトリーツアーはとても貴重です。この機会に参加してみてはいかがでしょうか。

<詳細情報>
MARUGO足袋シューズファクトリーツアー
開催場所:岡山県倉敷市茶屋町1680-1 ((株)丸五 本社工場)
開 催 日:2023年8月3日(木)・4日(金) ※雨天決行
開催時間:①10:00~11:30 ②13:30~15:00 ※いずれか事前選択
募 集 :各回10組 ※応募者多数の場合は抽選
参 加 費:1組2,000円(2名まで)
体験対象:小学生以上(未就学児同伴可能)
申込先はコチラ

MARUGO 公式HPはコチラ

地域情報発信クリエイター(倉敷市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ」ライター。 倉敷市在住、生粋の倉敷人です。メジャーからマイナーな情報まで、倉敷市の魅力をしっかりお伝えします。趣味は食べ歩きと旅行。大好きな愛犬と倉敷をめぐることも。

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