ホークス2軍にM9!…でも首位攻防は中止。戦わずマジック点灯のナゼ?
午前9時過ぎ、グラウンドコンディション不良で中止
【9月10日 ウエスタン公式戦 ソフトバンク×広島 雁の巣】
9月10日(木)に雁の巣球場で予定されていたウエスタン・リーグ首位攻防戦、注目の1位ホークスと2位カープの直接対決だったが、午前9時過ぎにグラウンドコンディション不良での試合中止が決まった。
これによって、ホークスは戦わずしてリーグ優勝マジック「9」を点灯させた。
ん? 1軍では起こりえない珍事。ナゼだ――?
今季、中止試合の再試合は行わず
今季のウエスタン・リーグは中止試合の再試合を行わないためだ。
この日の中止により、現時点でのホークスの今季最大試合は112、一方のカープは111となった。
今季、両チームが直接対決するのはあと3試合。首位のホークスが仮にこれを全敗しても、残りの9試合を全勝すれば勝率.663となる。
一方のカープは残り12試合を全勝しても勝率.660。それでホークスに「M9」が点灯した次第だ。
最短Vは17日、北神戸
また、「中止試合の再試合は行わない」ため、今後も両チームの勝敗のみならず、いずれかの試合が中止になることで、マジックに変動が起こり得るというちょっと複雑なシステムになっている。現時点でのホークスの最短でのウエスタン優勝決定日は来週木曜日17日(対バファローズ・北神戸)だ。