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マックスむらい、『YouTube』チャンネルの休止を宣言。どういうことなのか? 本人に話を聞く

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
チャンネルの休止を宣言したマックスむらい。『YouTube』より

 「マックスむらい」の名前で知られるAppBank株式会社の代表取締役社長、村井智建氏が自身の『YouTube』チャンネルで活動の休止を7月20日に発表しました。

 7月20日に公開された動画では「ご報告です。マックスむらいチャンネルを一旦、休止期間に入りたいと考えています」と冒頭で宣言。

 その後、「7年間、2013年からほぼ毎日、ほぼ休みなくチャンネルをやってきたわけなんですけれども、今年の1月に社長に5年ぶりに復帰したりとか、いろんな環境の変化などなどございまして、自分自身、いま挑戦したいこととかですね、いろんなことがあるなかで一区切りをつけたいなというのが自分のなかで考えに考えたうえでの結論です」と説明しました。

 なお、いきなりチャンネルの活動を休止するわけではなく、最後にやりたいこととして「AppBankの闇を暴く」や「ガチでAndroidに機種変してレビューする」、マックスむらいの曲『急上昇』のMVフルバージョンなどの動画を公開してから休止期間に入るとのことです。

最後にやりたいこと。『YouTube』より
最後にやりたいこと。『YouTube』より

 突然のことで驚いたため、マックスむらい本人に電話で話を伺いました。

※関係性の明示:筆者は過去にAppBank株式会社に勤めていたことがあり(2015年退職)、現在は業務委託契約を結んでいます。ただし、この記事を書くにあたって金銭等のやり取りは一切ありません。

マックスむらいに聞く「チャンネル休止ってどういうことですか?」

篠原:まず最初に視聴者の皆さんが知りたがっているであろうことを伺います。AppBank(会社)をやめるのですか?

マックスむらい:そんなわけでないですよ!(笑)

篠原:安心しました。それでは休止に入るまでにやりたいことをたくさん挙げられていましたが、視聴者の皆さんに一番見て欲しいものはありますか?

マックスむらい:どれもこれも見て欲しいです。みんなにとっては興味深いと思うので、全部見て欲しい。

これまで7年間、期間が限られてくる人もいるでしょうけど、(マックスむらいを)追ってくれてた人たちからすると、より古参向け。古くからの視聴者がより楽しんでもらえるような企画です。

篠原:休止後にはなにをやる予定ですか?

マックスむらい:そうですね。なにかをやるとしたら(チャンネルの)再開(笑)。

真面目に言うと、社長として会社を引っ張っていけたら、と。事業の推進役。次のAppBankをになうことに時間を投下していく。

もちろんすべてがすべて良い手が打ててるわけではないですが、AppBankはこの半年間、メディアとして成長しています。数字も伸びているし、足腰を鍛えられている。AppBankが前を向いて走り始めることができたため、収益の柱というか、目指すものを作っていきます。

これは上場のときから言ってますが、脱マックスむらいの収益構造。自分がそれを一番強く思っています。まだマックスむらいに頑張ってもらわないといけないが、視聴者の皆さまが幸せになれるようなものを作っていきます。

篠原:また『YouTube』に帰ってきますか?

マックスむらい:はい。

 というわけでチャンネルの活動は休止をするものの、マックスむらいが引退する、AppBankをやめるといった話ではないようです。

 ちなみにこの取材のあとにもう一度動画のページを見たところ、概要欄に「これまでの更新スタイルを休止します」との説明が書いてあることに気づきました。

 チャンネルをやめるというよりも、ほぼ毎日更新するスタイルを休止するということなのかもしれません。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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