キャンプと幼児教育は相性抜群!机上で得られる何倍もの価値がある事が子育てから分かったという話
「自然教育が子どもに良い」というのは、今の学習指導要領の中でも触れられています。概念としては「あたりまえ」感が出ていますが、具体的にどんな風に良いの?と疑問に思う方も多いのでは。
林間学校では教育の現場として色々と学ぶことは出来ても、レジャーで行くキャンプは実際に学びになるのか。我が子をキャンプに連れ出して学んだことや成長したことをリアルに紹介していくので、ぜひ幼児教育の参考にしてみてください。
【1~3歳】自然と触れ合い、世界の大きさを知る
まだまだ言葉がおぼつかないこの時期。幼稚園や保育園に行くようになってどんどん社会が広がっていくタイミングですが、それよりもっと大きな森、川、海、山、果ては宇宙までに興味を持つようになりました。
キャンプに出掛ける事で雄大な自然と触れ合い、自分の理解の及ばない大きな概念に触れることで、知識欲の基盤が醸成されていきます。このころから、動物や宇宙の図鑑が欲しいと言う様になり、6歳の今でも図鑑をめくっています。
【3~4歳】お手伝いしたい時期に自己肯定感を育む
パパやママが一生懸命設営する姿を見て、自分も手伝いたいと思うようになります。とはいえ出来る事はまだまだ少なく、当初はペグ打ちをするパパの指示にしたがってペグを持ってくる仕事が主でした(子どものペグは横持ちが基本です)。
ただ、ゼロとイチでは大違い。自分も手伝ってテントを立てたという達成感や誇りはずっと心の中にあり、これを境に自宅でもどんどんお手伝いをしてくれるようになりました。食事の準備など、簡単な所から始められると良いですね。
【4~6歳】無限の知識欲を発散する場としてのキャンプ
ついにやってきた「なぜなぜ期」。パパやママが試される場でもあります。キャンプに出掛け、無限に湧いてくるんじゃないかという疑問の多さに関心しました。家でテレビや動画を見ているよりも、実際に目にしたモノやコトの方が疑問に思う頻度が多く、好奇心や知識を深める事に繋がります。
知識としてはいずれ忘れてしまうかもしれませんが、「なんで?」と思う事は学ぶことの第一歩。キャンプを通して学ぶ姿勢を身に付けることは、今後の人生においても役に立つハズです。
楽しく学べるキャンプは育児に最適
ここまでの事を、自宅のテーブルの上で教えようと思うと、十中八九「つまらない」内容になってしまう事でしょう。それを楽しく、かつ自発的に学べるのが「キャンプ」という場だと子育てを通して気づきました。
もちろんお子さんの性格や好みによって捉え方や成長の仕方に差はあるかと思いますが、豊かな人生を送るためには「リアルな体験」は必要不可欠。今はレンタルサービスも充実しているので、昔ほどコストも労力も掛からなくなっています。
小さなお子さんを持つご家庭でまだキャンプに行ったことが無いという場合は、一度みんなで話し合ってみてはいかがでしょうか。