米国カリフォルニアの有機農業とアグロエコロジー~日本のみどりの食料システムへの示唆
筆者は2021年9月~2022年6月まで米国のカリフォルニア大学のサンタクルーズ校(以下、UCSC)の環境学科で有機農業とアグロエコロジーについて有機農業者と研究の立場から現地調査を行ってきた。同校では1980年代にアグロエコロジー提唱者の一人であるグリーズマンがアグエコロジーセンターを設立し、現在に至るまでアグロエコロジーの実践と研究を継続させている。こうした実践は米国の持続可能な農業や有機農業に大きな影響を与えてきた。一方で米国では、農業のみならず有機農業の現場でも大規模化が進行しており様々な課題が噴出している。
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