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米国カリフォルニアの有機農業とアグロエコロジー~日本のみどりの食料システムへの示唆

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

  筆者は2021年9月~2022年6月まで米国のカリフォルニア大学のサンタクルーズ校(以下、UCSC)の環境学科で有機農業とアグロエコロジーについて有機農業者と研究の立場から現地調査を行ってきた。同校では1980年代にアグロエコロジー提唱者の一人であるグリーズマンがアグエコロジーセンターを設立し、現在に至るまでアグロエコロジーの実践と研究を継続させている。こうした実践は米国の持続可能な農業や有機農業に大きな影響を与えてきた。一方で米国では、農業のみならず有機農業の現場でも大規模化が進行しており様々な課題が噴出している。

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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