【熊本市】昔の人々の生活が浮かぶ。車が行き交う道沿いで静かに湧き出る『延命水』
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熊本市内の色々な情報をお届け!あゆ姫です。熊本市の水の風土と文化を知りたくなり、熊本水遺産めぐりをやっています。
今回訪れた場所は、熊本市西区島崎にある小さな水源。
『延命水』
三賢堂のすぐ前を通る、狭い道沿いにある小さなスポット。
熊本水遺産めぐりの青い旗が目印です。
車が行き交う横で、静かに綺麗な水が湧き出る光景。どこか力強さを感じます。
三賢堂公園が開館している時間帯は、三賢堂の駐車場を利用可能。
この延命水は、平成名水百選『金峰山湧水群』の1つで、熊本水遺産に登録されています。
『延命水』という名前は、500mほど離れた場所にある『長命水』にあやかってつけられたと考えられているとのこと。
『長命水』は、過去に別記事で紹介しています。
《関連記事》
⇒【熊本市】肥後藩主・細川家の茶の湯に使われていた長命の水。今は静かな住宅地に佇む『長命水』
『長命水』に『延命水』すごく元気になりそうな名前ですが、実際に肥後国誌には“この一帯に住む人は皆長命である”と残されているくらいなので、昔の人たちはこの水を飲んで何かしらのご利益を受けていたのかもしれません。
残念ながら、今は飲めるような水とは思えませんでしたけどね…。
昔に比べると水質だけではなく、水量もカナリ減っているとのことですが、今でも水が湧き出ていますよ。
綺麗な水の流れを見ていると、小さな魚の姿を発見。
どこからやってきたのか?どうやってここで生まれたのか?と、生命の神秘も感じました。
今はとても静かな場所となっていますが、昔は地域の人たちの共同水場として利用されており、生活にとって欠かせない存在だったそうです。
近くには、水辺まで手が届く石段があります。
この石段は当時の名残りで、この石段を降りたところで食器を洗ったり洗濯をしたりしていたとのこと。
地域の人たちが顔を合わせ、色々な会話を楽しみながら作業している風景が浮かぶなぁ…
今は文明の進化により、ここで食器を洗う人や洗濯をする人の姿は見ることはありませんが、現在でも地域の人たちが清掃をするなど大切に管理されていて、とても綺麗に保たれています。
ゆっくりと水の流れを見ながら熊本の水の風土に触れ、良い時間を過ごすことができました。
小さなスポットですが、気になった方は、ぜひ近くを通った際に立ち寄ってみてください。
【延命水】
住所:熊本市西区島崎5
いつでも自由に見学可能
※ただし、街灯なども少ないため明るいうちに訪問しましょう。
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