【熊本市】肥後藩主・細川家の茶の湯に使われていた長命の水。今は静かな住宅地に佇む『長命水』
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熊本市の水の風土と文化を後世に伝えるために市が登録している『熊本水遺産』
今まで知らなかった場所も多く、ゆっくりと熊本水遺産めぐりを楽しんでいます。
今回訪ねた場所は、熊本市西区島崎にある
『長命水』
静かな住宅地にある水源。
なんだか、名前からして縁起が良い。
長命水の由来は、肥後国誌に書かれた「この一帯に住む人は皆長命である」からきているとのこと。
平成名水百選『金峰山湧水群』の1つとなっていて、熊本水遺産に登録されています。
現在は、残念ながらほとんど湧水はないとのことですが、地域の人たちの協力でとても綺麗に維持されています。
崖の中に埋め込まれるような形で石の祠があり、下から水が湧いている様子。
中を覗くと水の中に、小さな魚たちの姿がありました。
今はとても静かな場所となっていますが、肥後國誌にも“長命の水”と書かれているほどなので、長い歴史がある水場です。
かつては、肥後藩主・細川家の茶の湯に使われていた名水とされていましたが、戦後の水害で土砂に埋まり忘れられていた時期があったのだとか。
それを地元の人たちが整備を行い、見事に復活させたとのこと。
明治の中頃までは、この水を樽に入れて市街地に売りに行く人もいたそうですよ!
当時の人たちは、ここの水を飲んで長生きを願っていたのでしょうか。
実はこの場所、数十年ぶりに訪ねました。
どんな理由で行っていたのかは覚えていませんが、祖母と一緒に子供のころ何度か訪ねた記憶があります。
当時は、もっと水量があったと記憶しています。
祖母は亡くなってしまっていて、行っていた理由を確認することはできませんが、比較的近代まで“長命の水”という言い伝えは残っていたのかもしれませんね。
とても小さなスポットではありますが、近くへ行った際には熊本市の水の風土と文化を感じに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
周辺は静かな住宅地となっています。
見学する際には、近隣の方々のご迷惑とならないようご配慮ください。
【長命水】
住所:熊本市西区島崎4丁目
※住所は公開されていませんが、Googleマップのナビを使うと辿りつきます。
※いつでも自由に見学可能ですが、明るいうちの訪問をおすすめします。
※駐車場は、すぐ近くにある百梅園の駐車場を利用して良いとのことです。
問い合わせ先:熊本市観光政策課
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