若い頃より頭が良くなる!【大人脳の使い方3選】もっと早く知りたかった…
こんにちは、読書家・はるママです。
あなたは新しいことを学ぼうとしたときに「学生時代より物覚えが悪くなった…」と感じたことがありますか?実は、そう感じるのは大人脳の使い方を間違えているだけなんです。
情報を分析して理解するときに働く「超頭頂野」と呼ばれる部位の成長のピークは40代。実行力や判断力を司る「超前頭野」の成長は、50代でピーク。さらに、脳は一生成長し続けられることがわかっています。アラフォー主婦の私は伸びしろしかないってことですね(笑)
今回は、若い頃より頭が良くなる大人脳の使い方を3つ、ご紹介します。
1.「覚えよう」より「理解しよう」
大人になると丸暗記はできなくなります。だからと言って記憶力が衰えたわけではありません。変わったのは、記憶するための脳のシステム。
聞いたものをそのまま吸収できる、いわば「学生脳」は、18歳頃から衰え始め、それ以降、対応力や想像力など、高度な機能を備えた「大人脳」へと切り替わっていきます。
そんな大人脳を上手に使って記憶するには、「覚えよう」と思うより「理解しよう」と頭を働かせることが効果的。
たとえば、最近よく聞くようになった「忖度(そんたく)」という言葉。語彙が少ない子どもにとっては言葉の響きさえも新鮮なので、意味がわからなくても受け入れられます。大人の場合、「どういう意味だろう?」と、記憶するよりも前に疑問が湧くので、理解してから記憶するほうがスムーズなのです。
2.好みの先生から教えてもらう
ワクワクとしたポジティブな感情を浴びると、記憶力と大きく関係する脳の海馬という部分から、シータ波と呼ばれる脳波が出ます。シータ波が出ているときは、学習速度が2倍から4倍になるという行動上のデータがあります。
とはいえ、仕事のための英会話や資格試験の勉強を、イヤイヤやっている大人もたくさんいますよね。
そういう人は、勉強そのものを好きにならなくても大丈夫!大切なのは、ワクワクした前向きな感情で勉強に向かうことなんです。
試験に合格した自分へとっておきのご褒美を決めておいたり、レッスンの先生は必ず好みのタイプの異性を選んだり。大人になった今だからこそ、勉強とは関係のないワクワクを、自分でセッティングできますよね。
3.脳を変える目安は75時間
新しく勉強を始めたとき、学んでいることを面白いと感じられるまでには、それなりに時間がかかります。「思ったよりつまらないな…」と、途中で投げ出してしまうこともありますよね。
脳は新しい情報に触れた際、どの部位を働かせたらいいのか混乱し、情報処理がうまくいかないことがあるそうです。そのせいで脳が疲れて、気分が落ち込んでしまうことも…。
だけど、繰り返し同じ情報に触れることで、脳の情報処理能力は上がります。脳の働きが上向くと、メンタルの状態もよくなって、「もっと学びたい」という意欲が湧いてきます。そうなるまでの時間は、おおよそ75時間だそう。
1日1時間の勉強なら、約2カ月半。1日30分なら5カ月ほど。その前にあきらめるのは、もったいないかもしれませんね。あー、もっと早く知りたかった…(笑)
まとめ
若い頃より頭が良くなる大人脳の使い方は、「『覚えよう』より『理解しよう』」「好みの先生から教えてもらう」「脳を変える目安は75時間」の3つでした。あなたの生活の中で、少しでも役立ったなら嬉しいです。
私はこのことを、脳内科医・加藤俊徳さんの著書「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」を読んで学びました。大人のための勉強法が満載ですので、気になる方は、ぜひお手に取ってご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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【参考文献】
「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」
加藤俊徳・著 サンマーク出版
この本に出会えたこと、感謝しています