珈琲?ワイン?それともビール?銀座の「羊羹テリーヌ」で体験。和菓子とお酒のペアリング
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00432413/top_1680128270278.jpeg?exp=10800)
明治5年創業、銀座を代表する老舗和菓子屋さんのひとつ「銀座風月堂」さん。
ハイセンスなブランドショップや食通も足繫く通うレストランや割烹が軒を連ねる、いわゆる大人の街・銀座にお店を構えています。
創業約150年という歴史を紡ぎ、2018年には和モダンテイストを取り入れた割烹やカフェへとブラッシュアップ。四季折々の素材や職人さんとの距離が縮まり、よりライブ感を堪能できるようなスタイルに。
その傍ら、職人さんと直接触れ合える和菓子作り教室も開催なさるなど、銀座6丁目から和菓子や一歩踏み込んだ新しい日本文化の魅力を発信なさっているお店です。
今回は、2020年5月に産声を上げた和菓子。羊羹の魅力を新しい楽しみ方で体感できる「羊羹テリーヌ・白」をご紹介。
![羊羹テリーヌ・白](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00432413/internal_1680128316547.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
統一されたトーンながらも、質感の異なる素材が煌く羊羹テリーヌは、一般的な棹型ではなくテリーヌ型。
断面が広い分、混ぜ込まれているくるみやレーズン、かぼちゃの種、松の実といった果実や種実類を舌だけではなく目でも楽しむことができます。
![黒い粒はバニラビーンズ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00432413/internal_1680128333650.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一般的な羊羹よりもさらりとした、どこか水羊羹を思わせる食感。滑らかで繊細な口当たりの羊羹からは、白みそと本当にほんのりとバニラの香りが漂います。意外と合う組み合わせに目をぱちくり。
白みその、まろやかながらもきりっと引き締めてくれる塩気と胡桃やレーズンの相性は抜群。高級感とどこかほっとする素朴な和菓子ならではの味わいのコンビネーションが、癖になりそうです。濃厚な甘みのレーズンと、酸味とほんのりビターな風味を演出する自家製レモンピールも良い味を出しています。
![一口サイズにカットもおすすめ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00432413/internal_1680128403411.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
珈琲に合うのは勿論、まだ肌寒い夜が続く今の季節は、スパイスやフルーツが香るホットワインにもしっくりくること間違いなし。パーティーなんかには、一口サイズにカットして白ワインやライトなビールと合わせてもお洒落ですね。
伝統を受け継ぎながら丁寧に炊かれた自家製餡子と、優雅で新しい発想と味わいを目と舌で感じられる羊羹テリーヌでした。
![百貨店の企画で購入した際はフィルムで包装されていました](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yanagiyanao/article/00432413/internal_1680128432074.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
銀座風月堂さんでもお持ち帰りが可能です。購入希望の場合は、公式サイトやお電話より事前にお伝えいただくとスムーズです。