保育園の個人面談 パパや夫婦2人参加はあり?個人面談の疑問3つを現役保育士が解決
現役の保育士です。
4月の入園・進級から4か月余りが経過し、個人面談が行われる保育園も多いのではないでしょうか。
今回は、保育園の個人面談について、先生側の胸の内を明かしながら解説しますよ。
パパが参加はもちろん大歓迎
保育園の個人面談に参加する保護者の内訳は、体感だとママが8割、その他が2割といったところでしょうか。
日ごろの登降園ではパパが大活躍のお家も、個人面談だとママが参加されることが多いような気がします。
個人面談は母親というイメージがあるのでしょうか。
夫婦間で誰がどのくらい子育てにかかわっているのか、保育士なら普段の子どもの様子や連絡帳などから察しがつきます。
子どものために一生懸命奮闘しているパパも、子育てに参加しないパパも、保育園の先生は良くわかっています。
保育士としては、家庭で子どもと良く関わっている方であれば、個人面談には誰が来ても歓迎です。
「僕が個人面談行きたいな」と思っているのに躊躇しているパパ。
是非、個人面談でお話を聞かせてくださいね。
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夫婦揃っての参加は少ないがもちろん大丈夫
ママとパパ、お揃いで個人面談に参加する方もいます。
でも、数は少ないですね。
面談後の職員室で、「〇〇ちゃんちは、2人でいらっしゃったよ」とちょっとした話題になります。
近年の個人面談では、保育園全体で1家族か2家族といったところでした。
保育士としては一対一で話すよりも緊張感が増しますが、夫婦での個人面談参加でも不都合ありませんよ。
個人面談の服装は?椅子の高さが盲点
保育園の個人面談に参加するときの服装は、普段の登・降園のときと同じ服装で全く問題ありません。
盲点なのは座る椅子の高さでしょうか。
保育園の個人面談は普段子どもたちが過ごしている保育室で行うことが多いです。
子どもたちが使っている机や椅子を出して座ります。
子ども用の椅子なので、高さが低い!
個人面談にミニスカートだけはおすすめしませんよ。
時間は守る
保育園での個人面談の時間は1家庭あたり10分から15分程度です。
16:00~16:15 サトシ君
16:15~16:30 サナちゃん
16:30~16:45 ユウ君
このような形で、前の家庭が終わったら1分のマージンもなく次の家庭の面談が組まれていることも多いです。
時間通りに面談を進めるために、先生たちが面談中にチラチラと時計を確認する様子が見られるでしょう。
内容の濃い個人面談にするためにも、先生に聞きたいことを事前に考えておくことをおすすめしますよ。
込み入った相談などであれば、前日までに「面談で〇〇について相談したい」と質問事項を連絡帳などで伝えておくのも一案です。
事前に伝えておくことで、先生が関連する資料などを準備した上で面談に臨んでくれるはずです。
まとめ
保育園の個人面談について、先生側の事情を加えながら解説してきました。
個人面談は面接ではありません。
保育園と家庭との信頼関係を築くために行う交流の場なので、先生に伝えたいことや知りたいことをざっくばらんに聞いたり話したりすれば大丈夫ですよ。
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