【新1万円札発行記念で20%割引券がもらえる】都内のホテルで渋沢栄一をオマージュした斬新なカレー!
2024年7月3日から新紙幣の流通が始まりました。1万円札には渋沢栄一氏が採用されています。渋沢氏ゆかりの企業の一つである「帝国ホテル」にて販売中の、渋沢栄一にちなんだメニュー「渋沢カリー~初代会長 渋沢栄一にオマージュを込めて」をいただいたのでレポートします。
新1万円札の「渋沢栄一」は帝国ホテルの初代会長
「近代日本経済の父」とも「資本主義の父」とも称される渋沢栄一氏。第一国立銀行(現在のみずほ銀行)を拠点に、株式会社組織による企業の創設・育成に尽力し、生涯に500もの企業にかかわったとされています。
明治政府の要請にて、海外の賓客をもてなすホテルとして、渋沢栄一氏をはじめとする財界人が発起人となり「帝国ホテル」が設立されました。そして渋沢栄一氏は「帝国ホテル」の初代会長の地位に就き、長年にわたり経営に携わったのです。
日本を代表するホテルとして、国際社会の発展と人々の豊かな生活と文化の向上に貢献するという理念は、現在も引き継がれていて、渋沢栄一氏をオマージュ(尊敬)している方々が多いとわかりました。ホテル敷地内には従業員によって建てられた胸像があるそうです。
館内の宴会ロビーには彼のヒストリーを展示中。ぜひ見てみてください。また「パークサイドダイナー」の入口にはコルクアートが飾られています。
そんな中、帝国ホテル 東京料理長の杉本 雄氏監修による渋沢栄一にちなんだメニューが3年ほど前に誕生し、アラカルトメニューとして定着しています。
渋沢カリー~初代会長 渋沢栄一にオマージュを込めて
「渋沢カリー~初代会長 渋沢栄一にオマージュを込めて」(3,500円/税サ込)は、渋沢栄一氏の出身地である埼玉県深谷市の名産品「深谷ねぎ」を丸ごと1本使った斬新なグリーンカレーです。
ネギの青い部分で作ったオイルを加えたグリーンのライスを、まずはそのまま食べてみました。ネギの甘さが感じられるピラフのような感じ。
ルゥは、ねぎを芯から青い部分まで余すことなく使ったグリーン色。
ねぎの甘みや苦味、辛みなどを活かすことで、ルーに旨味とコクを引き出したそうです。そしてしっかりとスパイシー。
こんがりとグリルしたねぎと、低温調理により柔らかでジューシーな深谷ポーク、赤玉ねぎ、ピーマン、コリアンダーの新芽、焼きライム添えです。ライムは焼くことで苦味が軽減するそうです。途中でかけて味の変化が楽しめます。
グリーンカレーと聞くとタイ料理を思い浮かべますが、全く別物です。
おわりに
今回はこのタイミングにて、渋沢栄一氏と帝国ホテルのかかわりや日本経済に対する功績をたたえ、彼をしのびながらいただけたのが感慨深いです。ぜひ展示もセットで召し上がってみてください。
7月中にこのカレーを食べると、次回「パークサイドダイナー」で使える優待券(20%引き)がもらえますよ。
パークサイドダイナー
東京都千代田区内幸町1-1-1
帝国ホテル 東京 本館 1F
03-3539-8046(直通)
11:30~21:30(提供時間/ラストオーダー)
・渋沢カリー~初代会長 渋沢栄一にオマージュを込めて 3,500円(税サ込)
公式ページ(外部リンク)
新メニューやカクテルなども販売されています。詳細は公式ページをご覧ください。
取材協力:帝国ホテル 東京