【名古屋市】勝手に名古屋遺産に認定! 面白ポスト3選
書類などを郵送するのに封筒はまだ縁があるものの、ハガキは縁遠くなったのを実感する。携帯電話やスマホなどの携帯端末を持つのが当たり前になってから、人との交信はメールで済ますようになった。そのため、郵便ポストを利用する機会は減った。
しかし、街の風景として、赤い郵便ポストはまだまだ存在感を発揮している。ただ、見慣れた赤い郵便ポストの中に、「えっ!」と驚きの声を上げるようなポストを見ることがあった。そこで今回、「えっ!」と私が驚いた面白いポストを3つ紹介したい。ぜひ現地を訪れて、私の「えっ!」を体感してほしい。日々の生活の中にちょっとした発見があると、自分の中にある世界がさらに広がるはずだ。
①青色ポスト
見慣れた赤いポストの横に立つ青色のポスト。実は、青いポストは、中部地方はおろか愛知県にも1つしかない。珍しさから、「幸せを運ぶ」とも言われているらしい。
この青いポスト、速達専用だ。青色なのは、戦前の「航空郵便専用ポスト」を引き継ぎ、空をイメージしているからだそう。一見するだけで、幸せを運んでくれそうだ。中村区名駅南1-10-9
②黄金色の徳川宗春ポスト
名古屋城を本拠とする尾張藩の7代藩主は徳川宗春。江戸時代に積極財政で、現在の名古屋の繁栄の礎を築いた偉人だ。
黄金色に輝くポストの上に、徳川宗春像が座る。牛に乗って移動していたのに由来し、黄金色ポストには牛をイメージして角と耳が付いている。名古屋の偉人が乗る黄金色ポスト、開運を引き寄せそうだ。中区錦3-22-10
③宝船ポスト
福徳郵便局に設置されている丸型ポストの上には、七福神が乗った宝船。「福徳」の地名だけでも福を招き寄せそうだが、宝船でさらに幸運が舞い込んできそうだ。北区光音寺町野方1918-75