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神スイングならぬ「神投球」で魅せた! 稲村亜美がホークス戦で始球式

田尻耕太郎スポーツライター

華麗ながらも力強いフォーム

稲村亜美
稲村亜美

華麗に、左足を高々と上げる。右肘が柔らかくしなる。ぐっと胸を張る力強い投球フォームから、切れ味鋭い速球が投げ込まれた。

「神スイング」で話題となったグラビア・タレントの稲村亜美が、2月27日に宮崎市のアイビースタジアムで行われた「2016球春みやざきベースボールゲームズ」の福岡ソフトバンクホークス×千葉ロッテマリーンズで始球式を務めた。

拓也捕手「すごくきれいな回転」

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本番を前にグラウンドで行ったキャッチボールから早くも注目の的。

可愛らしいルックスからは想像つかない力強い投球フォームと速球を披露した。

始球式本番でも外角ぎりぎりのコースへ素晴らしい1球だった。

捕手を務めた拓也も「野球がすごく上手なのは知っていました。だけど、思ったよりもいいボールが来てびっくりしました。ボールの回転もすごくきれいでした」と興奮気味に振り返った。

稲村亜美自身も始球式直後に「緊張した~」とツイート。試合は最後まで観戦した。

明日のオリックス・楽天戦でも登板

明日28日も宮崎市清武町・SOKKENスタジアムでの「2016球春みやざきベースボールゲームズ」オリックスバファローズ×東北楽天ゴールデンイーグルス(12:00開始)で始球式を務める。

また、試合はホークスが初回の3失点を打線がカバーして逆転勝利。対外試合4戦全勝と快調だ。

内川、カニザレス弾で対外試合4戦全勝

【2月27日(土)球春みやざきベースボールゲームズ 宮崎アイビー】

マリーンズ 300000000 3

ホークス  01200050× 8

【バッテリー】(ホークスのみ)

(H)攝津、バンデンハーク、嘉弥真、バリオス、飯田、岡本――拓也、高谷

【本塁打】(ホークスのみ)内川、カニザレス

【スタメン】(ホークスのみ)

(H)4川島 6今宮 D柳田 3内川 5松田 9中村晃 8江川 7塚田 2拓也

【戦評】

3点を追う2回、内川の左翼場外アーチで反撃を開始。3回には今宮の左中間二塁打と内川の右前打で追いついた。

先発の攝津正投手は立ち上がりに失点するも2回、3回は3者凡退のピッチング。後続の投手も好投して、マリーンズ打線に計4安打しか許さなかった。

3対3で迎えた7回にホークス打線が爆発。1死満塁から代打・長谷川が勝ち越し2点タイムリー。さらに途中出場から4番に座っていたカニザレスが左翼へ3ラン本塁打を放ちダメ押しした。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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