それ「隠れ貧血」のサインかも?-見逃しがちな鉄不足について解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「隠れ貧血」について解説していきます。
今回の目次
- 貧血について
- 貧血はなぜ起こるの?
- 隠れ貧血のサイン?
- 鉄不足を予防しよう!
- 最後に
[1]貧血について
まず、「酸素」は赤血球に含まれる「ヘモグロビン」と結合して運ばれます。
赤血球という「船」に乗って、ヘモグロビンという「人」が酸素を運ぶといったイメージです。
そして貧血は「ヘモグロビン」が減少した状態です。
これにより酸素の運搬能が低下することでだるさ・息切れ・めまい・動悸などが生じます。
ちなみに、突然立ち上がったときに立ちくらみが起こると「貧血を起こした」と表現されることがありますが、これは「起立性低血圧」といって、貧血とは異なります。
下の動画でも解説しておりますのでぜひご覧ください!
[2]貧血はなぜ起こるの?
貧血のなかでも代表的なものは「鉄」が不足することで起こる「鉄欠乏性貧血」です。
「鉄」はヘモグロビンの材料として必要なので、鉄不足は貧血につながります。
貧血には巨赤芽球性貧血・溶血性貧血・再生不良性貧血などいくつか種類がありますが、ここでの説明は省略します。
[3]隠れ貧血のサイン?
「隠れ貧血」とは、はっきりと「貧血とはいえない」もののだるさ・息切れなどの貧血のような症状が生じる状態です。
※隠れ貧血は一般的に使われている言葉であり、専門用語ではありません。
隠れ貧血の症状として下のようなことがあげられます。
- すぐに息切れをする
- 軽いふらつきが起こる
- 集中力が悪くなった
- 冷えやすい
- 爪が割れやすい
- 抜け毛が増えた
- 朝起きるのが辛くなったなど
明らかな貧血ではなくとも、上記のような症状がある場合は「隠れ貧血」のサインかもしれません。
[4]鉄不足を予防しよう!
男性の場合、まったく鉄を摂取しなかったとしても約1000日(すなわち2年半)ほどは鉄不足にはなりません。
しかし、女性の場合は月経・妊娠・出産・授乳などがあり、男性に比べてはるかに鉄を失いやすいため、貧血が起こりやすいです。
そのため、特に女性は鉄を多く含む食品を食べることが大切です。
おすすめの食品とその他の対策を紹介します。
- 鳥レバー
- ほうれん草
- ひじき
- あさり、しじみ
- カツオ
- 卵
- 極端なダイエットは避ける…朝食も食べる
- ビタミンCを摂る…鉄の吸収に大切な栄養素
- インスタント食品を摂り過ぎない
[5]最後に
貧血症状が起こりやすい方は「鉄」だけに限らず、全体的に栄養素が不足している。という方も多いです。
そのため、朝ごはんを抜くなどはできる限り避けて、バランスの良い食生活を心がけましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました!