「お小遣い、もうない」使いきり男子を貯金派に変えたあるアイディアとは
我が家は小学3年生から月1回のお小遣い制を導入しました。
それまでは買い物はいつも一緒に行くし、必要なものは私が出せばいいと思っていたのですが、ふとした時あまりにも物の値段を知らないことに驚き、お小遣い制を始めた次第です。
一緒に買い物してても、お金を出すのが親だと物の値段に関心が持てないのだと察しまして。
と、月初に1000円を渡す、という形で始まったお小遣い制。目を輝かせて受け取った1,000円札でしたが数日後には「もうない」と…(しかもお小遣いが少ないと言い出した)
どうやら同級生と行った駄菓子屋で全財産をつぎ込んだようでした。
なぜ全額を駄菓子に費やすことになったか聞いた際、
友達はお小遣いが減るのが嫌で少ししかお金を使っていなかったが、そんな中自分がどんどん買っていくのを見てすごいね!いいなー!と言われ、気持ち良くなって全て使った
と…もうなんというか、、、このままではヤバイと感じる事情でした 震
その後、どうにかして!お金の使い方を考えてもらうべく、あれこれと試行錯誤しやっと落ち着いたのが現在の形です(小4になりました)。
同じくお悩みの方に何かヒントがあればとここにまとめますね。
お小遣い(月1月初)=定額+報酬+利子にした
定額とは
まず定額の1,000円は変わらず渡します。何をしてもしなくても変わらずもらえるお金です。給料でいうところの基本給。
報酬とは
続いて報酬部分はこちらのリストを使って毎日の努力を報酬として渡します↓
ちなみに、このリストを記載できるのは当日中のみ。翌日の記載はカウントしないルールにしています。
利子5%とは
そして利子の部分は「月初に貯金箱に入ってる金額の5%」を渡します。
単純に貯金箱を渡しても全額財布に入れて貯金箱には入れなかった息子。財布に入っていれば誘惑に負けて使ってしまうことも多々。
財布を落とせば全財産消えることになります。口でどれだけ説明してもそのリスクがピンとこないようだったのでやむなくこの方法にしました。
貯金箱に入れてるだけで5%ではありますが、お金がもらえるとなってからは財布のお金は少しずつ減り、今は必要な分だけを貯金箱から出して持ち歩くように変わりました。
例えば3,000円を貯金箱に入れてたら月に150円何もしなくてももらえるわけですから。そりゃ貯金しとこ、となりました。
その3つの金額を月初にまとめて渡します。
大体月の金額はこんな感じです↓
定額:1,000円
報酬:1,890円
利子5%:62円
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合計:2,952円
大体月3,000円前後の金額を手にするようになりました。
10歳に月3,000円が多いのか少ないのかは分かりませんが、ある程度まとまった金額になってからはさらに増やすにはどうしたらいいかとメルカリに挑戦したり(売る方も買う方も)、金額が少なかった時よりも真剣にお金のことを考える時間ができたように感じています。
変な見栄でお金を使いきってしまうこともなくなりました。
そんな我が家のお小遣い事情をInstagramに投稿したところ、たくさんの親御さんからお小遣いのアイディアがコメントで届きました。
もしよかったらこちらも合わせてチェックしてみてください。
小4男子、お小遣い事情
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お小遣いくらい自由でいい、、、のかもしれません。でもせっかくならお金の使い方を考える機会になってほしいなと。
お子さんとお金のことを考えるきっかけになったら嬉しいです!