引き出しの前板が「ばかっ」と外れた!!ちょっとチート級工具を使って新品より丈夫に直してみた
引き出しを開けようと思ったら
「ばかっ」と外れました
なんてこった!
昔の家具はこんなことなかったけど、最近は安物でもなくてもちょっとしたことで外れることが多くなってる気がします
これくらいのことで買い換えるわけにもいかないので修理をしてみましょう
まずは底板を止めている細いステープル針を引っこ抜きます
この針をそのままにしていると、底板が前板の溝にはまらないので、面倒でも抜くようにしましょう
そしてダボ穴と、底板が入る溝に木工ボンドを塗ります
専門家なのでよく分かりませんが、 このボンドだけで保持するわけではないのでいっぱいつけてもおそらくあまり意味はなさそうです。要は動かなければいいだけなので、ボンドは少な目でいってみましょう。
ボンドを塗ったら元通りに組み立てていきます
ダボ穴と溝を合わせるだけなので、特に難しくありません
隙間がないようにしっかり組み合わせます
プラスチックハンマーを使ってますが、ゴムハンマーがあればベスト
そのまま叩くと傷がつきかねないので、 傷防止の布をかませて、当て板を叩いて前板を均等に圧着させます
そんでもってここからが "チート級のアイテム”
間違いなく一般家庭にはないであろう「エアタッカー」
このタッカー自体もそうですが、そもそも エアコンプレッサーが必要なので、 車やバイクが趣味な方やよほどの「誤家庭」でない限りは 持っている方は少数派だと思いますが・・・
でもね、これが強力なんですよ
先ほどの組み立てた底板に対して、斜めから「バスン!」と打ち込めば、 底板と前板をそのまま留めることができます
平面用のタッカーなので完全に奥まではいきませんが、これでも針の足が長めなので十分食いついています
これを打ち込んだら、底板が割れない限りはまず抜けることはないでしょう
ついでに前板と側板の接続部分にも打ち込みます
写真では一本ですが、微妙に角度を変えて二本打ち込むとより強力です
このエアタッカーは、 建築現場や内装屋さんが「バスン バスン」と、 何かと打ち込む時に使ってる道具で、 ちょっとした釘のような保持力を持っているめちゃくちゃ強力なアイテム
これがあると今回のように引き出しが外れた時などに威力を発揮します
そんな訳で引き出しが直りました~~
もしバイクのシートの張り替え用などにこのエアタッカーは持っている方は、引き出しにも使ってみてください
また、 椅子の表皮の張り替えなどにも使えるのでひとつあるとかなり便利ですよ♪
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!