【実走テスト】トライクはコーナーで転ぶ?実際に箱根峠で検証してみた結果
トライクは乗っていて楽しいものの、「コーナリングで転ぶのでは?」という不安もあります。昭和の時代には確かに三輪バイクがよく転んでいたと聞きますが、現代のトライクはどうなのでしょうか?今回は、その実態を箱根七曲りで試してみることにしました。
■トライクは転ぶのか?よくある疑問
バイクや車に乗っている人から「トライクって転倒しないの?」とよく聞かれます。三輪で自立するトライクは、停車時には倒れることがありませんが、走行中は事情が変わります。
トライクは後輪が二つですが前輪は一つです。特にコーナリング時の安定性が気になりますが、実際に転倒するリスクはあるのでしょうか?
■昭和のオート三輪は転びやすかった?昔の話
「トライクが転ぶ」という話を聞くと、昭和の三輪バイク「ダイハツ・ミゼット」を思い出す人もいるかもしれません。当時の三輪車は今ほど安定性がなく、急カーブやスピードを出すと転倒しやすかったようです。
■トライクが転倒する理由
トライクの転倒リスクがある理由として、二輪とは異なる重心移動が必要な点が挙げられます。特に横に傾く力が加わるため、二輪や四輪と異なる感覚が必要で、曲がる際に転倒しやすいリスクがあります。
■箱根峠でのコーナリング実験
では、現代のトライクも簡単にコーナリングで転ぶのでしょうか?今回は箱根峠の七曲りで実際に走ってみることにしました。急なカーブが続く七曲りは、トライクの安定性を試すのに絶好の場所です。
結果として、通常の速度でカーブを曲がる分には、トライクは転倒しませんでした。現代のトライクは三輪の構造が安定しており、サスペンションの性能も向上しています。
普通にブレーキをかけて走る分には、車と同様にコーナリングできました。ただし、後輪が滑ったりホッピングしたりすることがあり、速度の限界は感じました。
■意外な盲点、交差点での注意
峠道は大丈夫でしたが、交差点や小回りが必要な場所で、後輪が浮くような感覚がありました。特に小さな交差点やUターンで不安定になりやすいようです。
■トライクの特徴まとめ
停車時は安定:三輪で支えられているため、停車時に倒れる心配はほぼない。
峠道は意外と走れる:通常速度での走行なら問題なく走行可能。
低速時の注意が必要:交差点や小回りで後輪が浮くことがあるため注意が必要。
カーブの半径が重要:急な小回りをする際には転倒リスクが増すため注意が必要。
トライクは、二輪や四輪とも異なる独特の運転感覚が求められます。慣れるまでは安全な場所で十分練習し、遠出する際には十分注意しましょう!
この記事が参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました!