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九共大、2投手リレーでソフトバンクに完封勝利! かつての「大黒柱」大瀬良の後を継ぐ投手が成長

田尻耕太郎スポーツライター

先発岡本拓、2番手は岩本

【3月26日(木) 九州共立大5-0ソフトバンク3軍 雁の巣】

九州共立大が2投手でプロ相手に完封リレーを決めた。先発の岡本拓也(4年・北大津)が6回2安打零封の好投を見せると、2番手・岩本喜照(3年・常葉菊川)が3回を投げて3安打を浴びるも無四球の投球で無失点に抑えた。育成選手中心とはいえプロ相手の完封リレーは自信につながるはず。九共大の上原忠監督は「あと数人投手がいるが、この2人がリーグ戦でも中心になる」と表情を緩めた。

現カープ大瀬良の穴を埋めた岩本の活躍

九州共立大は昨年秋の福岡六大学リーグで優勝。前年まで大黒柱として君臨した大瀬良大地(現広島)の穴を埋める活躍を見せたのが、この日2番手の岩本。春のリーグ戦で3勝0敗、防御率0.36と急成長した188センチの大型右腕は、秋のリーグ戦でも4勝0敗、防御率1.41と快投を見せた。少し気が早いが来年ドラフトの注目選手となる可能性を十分に感じさせるスケールの大きな投手だ。

「他の大学も手強いですからね。頑張りますよ」と上原監督。福岡六大学野球の春季リーグ戦は、九州六大学野球と合同で4月11日(土)にヤフオクドームで開幕する。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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