間もなくゴング!元WBAスーパーライト級王者の再起戦
2連敗中の元WBAスーパーライト級王者、マリオ・バリオス(27)がウエルター級に転向して2戦目を迎える。今夜、そのゴングが鳴る。
マリオ・バリオスは前日計量を146.8パウンド、対戦相手のジョバニー・サンチアゴは145.8パウンドでパス。
26勝(17KO)2敗のバリオスは言った。
「これからの数年間は僕のキャリアにとって、とても重要になる。ボブ・サントスにトレーナーとして復帰してもらったことについては、正しい選択をしたと思う。ラスベガスでのトレーニングは、僕のキャリアを最大限に生かすことができる。
今回一番大事なのは勝利だ。まだ自分がトップファイターであることを証明しなければならない。サンチアゴは強敵だが、これは僕が世界戦線に戻るための新たなステップに過ぎない。
自分の故郷に世界タイトル奪取を約束して、2019年に実現することができた。ウエルター級でも同じ目標を掲げる。このチームでなら、また実現できると思っている。
生まれ育ったサンアントニオで戦うことが好きだ。満員のアラモドームを目にするのが楽しみだよ。
サンチアゴが出て来るのは分かっている。敵地に乗り込んでくるんだからね。彼がアウトボクシングを望んでも、打ち合いを仕掛けてきても、何でも対応できるようにしてあるんだ」
14勝(10KO)2敗1分けのジョバニー・サンチアゴも話した。
「メキシカン対プエルトリカンのファイトは、いつだって戦争になる。リングの上で全力を尽くすだけ。それが全てだし、もう待てない。
ウエルター級は層が厚いが、私には確かな才能がある。だから、誰も恐れない。私はトップに上り詰め、世界チャンピオンになるためにここにいるんだ。この試合は私にとって大きな意味のある試合。ただ勝つだけでなく、納得のいく勝ち方をするために、やることをやった。
バリオスの地元で対戦できることに興奮している。リングの上では、更にモチベーションが上がるよ。ファンのために、素晴らしい試合をお見せするつもりだ。試合が進むに連れ、私に対するファンの声援が大きくなっていくのが分かるだろうな」
メインイベントであるWBCスーパーフェザー級タイトル空位決定戦に出場する両者も無事に計量をパス。フェイスオフでは罵り合いを見せた。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20230210-00336211
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20230211-00333667
さて、どんな一夜となるか。バリオスはメインの2人以上の存在感を示すだろうか。