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【富田林市・河内長野市】大阪狭山市を含めたゴールデントライアングルに、各自治体のマンホールがあります

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

私は市の境に何があるのかを調べるのが好きで、これまでもいろんな市境を見てきました。

同じような道が続いているのに、市が変わった途端に、不思議と風景が変わるような気がしていていて、いつも不思議だと思うのです。

これまでふたつの自治体の境界線を見てきましたが、それに加えて3つの市町村が重なっているポイントは、南河内のゴールデントライアングル(ゴールデントライアングルとはタイ・ミャンマー・ラオスの3国が国境を接する黄金の三角地帯)とでも言えそうですね。

ふたつの自治体の境界線は線になっているのに対して、3つの自治体の重なるところは点になりますが、簡単に行けるところと容易に行けないところがあります。

例えば富田林市と河内長野市、そして千早赤阪村のゴールデントライアングル地点を見ると、道路から離れたところにあり、おそらく山の中にそのポイントがあると思われます。

つまりその地点に行くのは非常に困難ですね。

しかし、同じゴールデントライアングルでも、大阪狭山市とのポイントを見ると、道路上にあることがわかりました。これは是が非でも見に行かなければと思い、そのポイントに行ってみることにしました。

ここは大阪狭山市を流れる西除川の河川敷です。すぐ東側(手前)に行けば富田林市になります。ちなみにこの川の上流、河内長野市に入ると天野川とも呼ばれていますね。

さて画像の手前にある畑の先のあたりが3つの市の境界線、つまりゴールデントライアングルのようです。

さっそくその地点に行ってみましょう。

この道を歩いていくとその地点に行けそうです。

近づいてきました。この畑が途切れるあたりがそのポイントです。

ということでその場所に到着しました。地図アプリでもちょうど境目であることがわかります。とはいえ、この道は国道や府道ではないので、それぞれの自治体の入口を示す標識などがありません。

その場合はこちらのマンホールの蓋を見るとわかりやすいです。こちらのマークは河内長野市のもの。

すぐ隣にある、これは消火栓ですが大阪狭山市になっています。

さらに隣には仕切弁とかいてありますが、そのマークは少し省略されているように見えますが富田林市のものと考えられます。

と思ったのですが、後日同様の仕切弁のマンホールを河内長野市内で見かけました。どうやら上のマークは富田林市ではなく「水」を現しているようです。

余談ですが、これは別の場所で見つけた富田林市の仕切弁です。こうやって見比べると仕切弁の「水」と富田林市のマークが似て非なるものだとわかります。

本題に戻りましょう。その近くを見るとまた河内長野市のマンホールです。このように異なる自治体のマンホールが至近距離で並んでいるのが、この場所が市の境界線である何よりもの証拠ですね。

ということで3つの自治体の境界線を見てきました。特に目立つスポットがあるわけではありませんが、3つの市が重なっているポイントを見たとき、残念ながら富田林市のマンホールは見つかりませんでした。

しかし、残りふたつの自治体のマークがついたマンホールが重なり合うようにあってなかなか面白かったです。

富田林・河内長野・大阪狭山の境目
住所:大阪府富田林市須賀3丁目、大阪府河内長野市松ヶ丘東町
アクセス:南海滝谷駅から徒歩7分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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