ヘディングで本塁打を「アシスト」◆親子サイクル安打◆延長12回まで完全試合…【5月26日のMLB】
◆2004年5月26日
ピッツバーグ・パイレーツのダレル・ウォードが、サイクル・ヒットを達成する。父のゲリーも1980年9月18日に成し遂げており、史上初の親子達成となった。ヒットの順序は、父が二塁打、単打、本塁打、三塁打、息子は二塁打、三塁打、本塁打、単打。父は通算41本の三塁打を打ったが、息子の三塁打は5本しかなく、この日は3本目だった。ウォード親子に続く2組目については、「ブルージェイズの二世選手3人中、史上2組目の「親子サイクルヒット」を達成したのは」で書いた。
◆1993年5月26日
テキサス・レンジャーズのホゼ・カンセコが、ホームランを「アシスト」する。ライトを守っていたカンセコは、打球を頭に当ててフェンス・オーバーさせた。打ったのは、クリーブランド・インディアンズのカルロス・マルティネス。このホームランは、通算25本の23本目となった。打たれたのは、ケニー・ロジャース。19年後、カンセコはその時にかぶっていた(と称する)キャップをネット・オークションにかけた。
◆1959年5月26日
ピッツバーグ・パイレーツのハービー・ハディックスが、ミルウォーキー・ブレーブスを相手に延長12回まで完全試合。13回裏に三塁手の送球エラーで途切れ、送りバントと敬遠四球を挟み、ジョー・アドコックにサヨナラ本塁打を打たれた。ただ、アドコックの記録は二塁打。一塁走者のハンク・アーロンはホームランだと気づかず、二塁走者が生還したところで試合終了だと思い、二塁を回っただけでダグアウトへ戻ろうとした。それをアドコックが追い越す格好になった。
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