【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part372:歳の取り方が日本と違う?他
みなさん、こんにちは~!
韓国ドラマを見ていると、「これってどういう意味?」と不思議に感じるシーンが出てきますよね?
そんなみなさんの疑問を解消するために、この「韓国ドラマに出てくる不思議な行動シリーズ」では、ドラマに隠された文化的な背景やその意味を分かりやすく解説します!
今回は、学生に関する不思議を深掘りしていきますよ~♪
ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
まずは、こちらから見ていきましょう~!
「歳の取り方が日本と違う?」
韓国ドラマに、高校生がお酒を飲んでいるシーンが出てくることがあります。
日本ではあり得ないので、戸惑ってしまいますよね。
これには、韓国ならではの歳の数え方が関係しています。
「한국 나이(ハングンナイ)/韓国の歳」という歳の数え方があり、韓国では長い間、この数え方が使われてきました。
日本では「数え年」といわれるものですね。
お腹の中にいるときは0歳で、生まれた瞬間から1歳と数えます。
そして、新年を迎えると全員が一斉に1歳年を取るんです。
つまり、誕生日を迎えていなくても、新年になると関係なく1歳年を取ることになるんですね。
特にややこしいのは、12月31日生まれの人かもしれません。
12月31日生まれの人は誕生日を迎えたときに1歳年を取り、翌日1月1日には年が明けてまた1歳年を取るということになるんです笑
高校を舞台にしたドラマ「A-TEEN」では、韓国の数え年にまつわるシーンが描かれています。
未成年者が立ち入り禁止のお店に、年が明けた瞬間に身分証を見せることで入店を許されるというものでした。
実際、高校3年生の子たちは新年を迎えると、誕生日を迎えていなくても全員が19歳になります。
また、韓国では19歳になる元日からお酒を購入できるんです。
そのため、満年齢と最大で2歳の差が生じる「한국 나이(ハングンナイ)」であれば、高校生でもお酒が飲めちゃうというわけなんですね。
このように広く韓国で使われていた数え年ですが、韓国政府が正式に満年齢で統一することを示しました。
日本では馴染みがない数え方なので混乱しそうですが、覚えておくと韓国ドラマを見るときに理解が深まるかもしれませんよ!
次の不思議を見ていきましょう~♪
「テスト期間中は24時間図書館が利用できる」
韓国は受験のための勉強がとても厳しいことで知られていますよね。
高校生が夜遅くまで学校に残って勉強する「夜間自律学習/야간자율학습(ヤガンジャユルハクスプ)」と呼ばれるものもあります。
高校時代に多くの時間を受験勉強に費やして晴れて大学生になっても、これで勉強から解放されて遊べる~!というわけではないんですね。
大学生になっても、良い成績を取るために必死で勉強するスタイルは変わりません。
成績が良いと就職活動で有利になるので、勉強はまだまだ欠かせないんです。
そんな大学生たちが勉強場所に選ぶ場所といえば、図書館です。
図書館は静かで落ち着いて勉強ができることに加えて、お金もかかりませんよね。
自習スペースには広々とした机、座り心地の良い椅子やソファが完備されています。
各机にコンセントまで用意されているため、電源の心配もいりません。
さらに、韓国の大学の図書館はテスト期間になると、24時間夜通し利用することが可能になるんです!
中には、図書館ではなくカフェに行って勉強する学生もいますが、さすがに毎日通うとなると、カフェ代がかさんでしまいます。
そこで、無料で利用でき、学習環境が整っている図書館が、試験前の大学生にとって頼れる場所となるんです。
テストの間際には、図書館にこもって夜通し勉強する学生も珍しくありません。
韓国には「テスト前に頭を洗うと、勉強して頭に入れたものが全て流れてしまう」というジンクスがあります。
この言葉のように、身だしなみやおしゃれは二の次にして、勉強に打ち込む学生たちの姿をたくさん見かけます。
大学生の日常をリアルに描いたドラマ「チーズインザトラップ」では、テスト期間中の大学生の過ごし方なども出てくるので、気になる方は見てみてください!
いかがでしたか?
同じ学生でも日本と韓国では過ごし方にたくさん違いがありましたね~!
次回も韓国ドラマから興味深い不思議を集めて、みなさんにご紹介していきます♪
どうぞ、お楽しみに~^^
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