お出かけ前に洗濯が終わらない!洗濯のプロが教える、真似してほしい縦型洗濯機の裏技
洗濯研究家の平島利恵です。洗濯を始めたけれど、出かけるまでに終わらない!と困ったことはありませんか?そんな時「そのまま出かける」は絶対にNGなんです。
今回はそんな「困った!」を解決する、縦型洗濯機の裏技をご紹介します。
洗濯が終わらないとき、どうする?
洗濯が終わって、濡れた洗濯物を洗濯槽に長時間放置してしまうと、衣類に雑菌が繁殖し、生乾き臭がするようになる上、洗濯槽にも黒カビが繁殖してしまいます。
特に夏場は、洗濯後に1時間放置するだけでも雑菌が繁殖し、洗い直しが必要になることがあります。ですから、間に合わないからとそのまま放置して出かけるのは絶対にやめましょう。
洗剤+水でつけ置きが正解
では、どうすれば良いのでしょうか?
「洗い」の工程で気づいた時
そのまま停止を押し、帰ってきてから運転を再開させます。
「すすぎ」の工程で気づいた時
すすぎの水に洗剤をプラスしてつけ置き洗いの状態で放置し、帰ってきてからもう一度「洗い」→「すすぎ」を行いましょう。
つけ置きで汚れもよく落ちる
洗剤の混ざった洗浄液でつけ置き洗いすることで、汚れが良く落ちるというメリットもあります。これは時間がない時だけでなく、汚れをじっくり落としたい時にも使えるテクニックです。(1時間ほど停止してから運転再開すると良いです)
水だけだと雑菌繁殖のリスク有
この時、水だけでつけ置きをすると雑菌が繁殖するリスクがあります。水だけでなく、洗剤をプラスするのがポイントです。
【注意点】必ず清潔な洗濯槽で
つけ置き洗いをする場合、必ず洗濯槽のお手入れを定期的に行いましょう。
黒カビだらけの洗濯槽でつけ置きをしてしまうと、洗濯槽の臭いが衣類に移ったり、黒カビが付着する原因になります。
2ヶ月以上掃除をしていない方は要注意!
洗濯槽のお手入れをしばらくしていない方は、このくらい洗濯槽がカビだらけかもしれません。洗濯は衣類を清潔にするためにするものです。清潔な洗濯の基本は清潔な洗濯槽から。必ず洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯槽のお手入れは、「洗濯研究家が洗濯槽掃除を徹底解説」もご覧ください。
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