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フラード7回13奪三振 無失点ピッチングでトップタイの8勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回無失点で8勝目を挙げたアリエル・フラード(写真:キウムヒーローズ)

26日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-NCダイノス(コチョク)はキウムの先発アリエル・フラードが好投。7回95球を投げて被安打4、NC打線を0点に抑えた。

フラードは4本の被安打がいずれも無死から。二塁打3本とヒットとエラーにより二塁に進塁と、回の先頭打者を4度も得点圏に置いたが後続を抑えていった。

奪った三振は5連続を含む13個。直球、変化球、上下左右と多彩に投げ分けて空振りを誘い、2、5回は三者連続三振でイニングを締めた。

試合は中盤以降得点を重ねたキウムが8回を終えて10-0とするも、9回表にキウムリリーフ陣が9四死球と1安打で7失点。キウムが10-7で辛勝した。フラードはリーグトップタイの8勝目(4敗)を挙げた。

◆「ドーソンが打率トップに」

前日にサヨナラ安打を放ったキウムの2番打者ロニー・ドーソンが10号2ランを含む4打数3安打を記録し、打率を3割6分1厘としてギレルモ・エレディア(SSG)を抜いて、打率1位に躍り出た。

映像:フラードの全三振(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月26日(水)の結果

・LG 2 - 1 サムスン(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:キム テフン

・キウム 10 - 7 NC(コチョク)

 勝:フラード

 敗:カスタノ

・SSG 10 - 5 KT(インチョン)

 勝:ソン ヨンジン

 敗:ユク チョンミョン

・ハンファ 8 - 15 トゥサン(テジョン)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:ムン ドンジュ

・ロッテ 6 - 4 KIA(プサン)

 勝:チン ヘス

 敗:クァク トギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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