食べ比べ必須!北海道産の小豆と白小豆の味わいを「どら焼き」で楽しむおやつの時間。
創業1872年。滋賀県近江八幡市を中心に、全国各地にお店を展開する「たねや」さん。そのエンターテイメント性と新しい発想、そしていつの時代もどんな世代にも美味しく安心安全な和菓子をはじめとするお菓子を製造・販売なさっているお店です。
今の季節ですと柏餅、春先には桜餅や季節の移ろいを大切にする和菓子をはじめ、洋菓子ではバウムクーヘンやケーキ類、パン類といった多彩なラインナップの商品を製造なさっているたねやさんには、定番と呼ばれる商品も多数。
今回は一年を通して美味しくいただける和菓子の中から、「どら焼き」を二種類ご紹介。
たねやさんのどら焼きは、製造日から5日間のある程度お日持ちがするタイプ。
そういった商品は乾燥したりごわごわしたりと口当たりがよろしくないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。ほわっほわです。それでいてしっとりとしつつ、非常に軽やかな口当たり。軽やかなだけではなく、しっとりしているというところもぜひおすすめしたいポイントのひとつなんです。
甘味、コク、それらを包括するような優しい香ばしさ。どこかカステラを彷彿とさせるようなリッチな味わいです。卵の風味が豊かというのも秘訣かと。
その皮の美味しさを引き立ててくれるのが白小豆。希少性の高い白小豆を贅沢に使用した粒餡は、初めにふわりと小豆の香りを漂わせてスッと引いていきます。そのため、どら焼きの皮の美味しさを十分に堪能することができます。
そして王道の粒餡。
素朴ながらもハッと目の覚めるような小豆の味わいに、粒あんの醍醐味を見出せること間違いなし。白小豆のあとに粒餡を召し上がっていただくと、より実感できるのでおすすめです。
粒あんに対して「濃厚」と表現する機会はなかなかありませんが、思わず口にだしてしまうかもしれませんね。
どんなに大量に機械で生産していたとしても、その加減を見極めるのは至難の業。機会を操作しながら調整するのは人間であり、職人さんの感覚ですからね。気温・湿度といった季節によっても加減は異なりますし、はたまた時代によっても異なるかと思います。
時代に寄り添い、自然に寄り添いながら長い間愛されてきた定番商品は、お土産にも喜ばれること請け合いです。
関西から関東の百貨店を中心にテナントも点在しておりますので、お出かけの際のお土産を購入する際にもぜひチェックしてみてくださいね!