かまいたち、ノンスタ・井上へ番組収録中に異例のインタビュー、山内は不服「自分が嫌われている自覚ない」
さまざまな業界人の「銭事情と人生」に迫るバラエティ番組『ぜにいたち』(ABEMA)。3月28日からは「芸能ライター」の裏事情を紹介する回のオンエアがスタートした。
MCをつとめる、かまいたちの山内健司、濱家隆一、出演者のNON STYLE・井上裕介が、芸能人に関連したネット記事を寄稿して稼ぐライターたちの素性を暴き、呆れ果てる一幕もあった。
そんな同回に、芸能ライターを生業とする筆者も出演。番組側から「『ぜにいたち』が話題になるような記事を書けないか」との打診を受け、かまいたち、井上裕介へインタビューをおこなうことが決定。しかも、番組収録中に取材するという異例の事態となった。
ちなみに3人は人気者で多忙なため、本来、単独インタビューを打診してもなかなか実現できない。同回は、そんな彼らからコメントを引き出せる貴重な機会となった。
かまいたち、記者顔負けの取材力でノンスタ・井上を追い詰める
インタビュー条件は「3人はどんなことでもNGなしで答える」というもの。それでも芸能ライターとしては、取材相手の苦い過去を詮索するのは気をつかってしまう。そんななか、記者顔負けの取材力を見せたのが、かまいたちのふたりだ。
井上裕介に対して筆者が質問する前に、濱家隆一は「当てた感覚はあったんですか」と手をポンと叩いた。2016年12月に乗用車同士の接触事故を起こした件について、いきなり触れたのだ。
さらに山内健司も「武智さんは何て言っていたんですか」と、同乗していたとされる武智(スーパーマラドーナ)の名前を出して追随。井上裕介は「6年前の話、今やる?」と大慌てした。
井上「プロポーズをするならもうちょっと先」
また筆者は、井上裕介が大阪時代、梅田にある商業施設近辺で「女性から声をかけられるのを待っている」と思しき場面を何度も目撃。そのことについて井上裕介は「人と待ち合わせをしていただけ」と反論したが、山内健司は「梅田で待ち合わせしていたら(そうやって)声をかけられるのは分かっているはず」、濱家隆一も「ホームグラウンドの大阪で待ち合わせとなったら難波で良いのに、梅田というのが解せない」と疑問を呈した。
また、山内から「グラドルの子が何度か井上さんからDMが来たと言っていた」と暴露され、井上裕介は「仕事で一緒になるから『ありがとうございました、またご一緒できるのを楽しみにしています』と挨拶をして、その流れで『良かったらご飯へ行きませんか』となるんです」と弁明を繰り返した。
そんなモテ期を過ごした井上裕介だが、元旦には結婚報道が一部で流れた。同番組中、その報道は事実無根の「飛ばし記事」であることが分かった。ただ、恋人との今後については「もし結婚するなら、自分の両親が東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードの前でプロポーズをしたそうなので、それでいきたいと思っています。でもコロナ禍なので、プロポーズをするならもうちょっと先」とプランを具体的に明かしてくれた。
山内「クズ芸人との違いはない、岡野は2年ズラした俺」
一方のかまいたちは、叩けばどんどん埃が出そうな山内健司がターゲットに。
かねてより「好感度って、おもしろいですか」と語っていたが、平成ノブシコブシの徳井健太が発表した書籍『敗北からの芸人論』(2022年/新潮社)のなかに「山内は自ら好感度を捨てた」と記述されていたことについて触れると、改めて同様の発言。
さらに「徳井さんの本を読ませていただいて、『山内はわざとあんなことを言っていて、表で悪態をついて嫌われている。でもほんまは良いやつ』と書いてあった。でも自分は、表で嫌われていたり、悪態をついていたりする自覚がない。『俺、そう思われてんの?』って。普通にしているだけなのに。表でそうなっていることをあの本で知りました」と不服そうに話した。
人気を集めているクズ芸人との違いについても「一緒ですよ。今、出ているか出ていないかの違い。岡野(陽一)くんは、2年くらいズラした俺です」と、クズの仲間入りを堂々と宣言。井上裕介もその発言に「これはネットニュースになる」と太鼓判を押した。
『ぜにいたち』では、このインタビューの内容がどこまで放送されているのか。同回ではほかにも、「かまいたちの身にどんなスキャンダルが降りかかったらネット記事になるか」なども話し合われている。
本放送の模様は4月4日(月)まで、ABEMAにて無料で見逃し配信中