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今季初の月曜ゲーム ロッテが1点リードを守ってトゥサンに勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
先制打を放ったニコ・グッドラム(写真:ロッテジャイアンツ)

4日のKBOリーグは2日に雨天中止となったロッテジャイアンツ-トゥサンベアーズ(プサン)の1試合が行われた。月曜日の試合開催は今季初。

試合はトゥサンが1回表、チョン・スビンの先頭打者ホームランで先制。しかしその裏ロッテは6番ニコ・グッドラムと8番ノ・ジンヒョクがそれぞれ2点タイムリーを放ち、4-1とリードした。

2回以降、ロッテはホームが遠く、一方のトゥサンは4、5回と1点を挙げて4-3と追い上げた。トゥサンは9回表に2死一、二塁のチャンスを作るも及ばず、ロッテが4-3で勝利した。

この試合、両チームとも得点機を生かせず、残塁がどちらも2ケタ(ロッテ10、トゥサン11)だった。

◇9月4日(月)の結果

・ロッテ 4 - 3 トゥサン(プサン)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:アルカンタラ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「急遽開催の月曜開催」

2日(土)の試合が中止となり、代替として行われたこの日のロッテ-トゥサン(プサン)。観客数は4,621人だった。今季のプサンサジク球場の土曜日の平均観客数は17,413人。雨天順延により月曜開催になったことで、球団は営業面で大きな打撃を受けた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

トゥサン戦の7回裏、二塁打を放った4番チョン・ジュンウの代走で出場。8回表からレフトの守備につき、9回にポジションをセンターに移した。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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