通算500泊の旅専門家 泊まったワースト1の旅館はどこの旅館?
関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。いよいよ夏の旅行シーズンです。
すでに日程によっては、人気旅館はほぼ満室。これから予約の方はややマイナーな宿泊施設に当たってゆくことも必要になってきます。
そこで、旅館やホテルへの宿泊歴が500を超えた筆者が、筆者個人の感想として「ワースト1」の宿のエピソードを紹介し、口コミの活用法を説明します。
ワースト1は某県のビッグサイズの温泉旅館
500泊のなかでのワースト1は、あくまで筆者の主観ですが、山梨県の大型温泉旅館です。2003年の話で、もう時効だとは思いますが、参考までにご紹介します。
当時筆者は、クルマで地方を営業に回っており、現地泊も多くありました。会社からは定額が支給されるため、上乗せして温泉旅館に泊まるのが、楽しみの1つでした。
取引先を回り夜19時頃、旅館に着いたと思います。フロントへ向かうと、ビジネスプランは先払い。またクレジットカードが利用できないとのこと。
手持ちの現金がなく、ATMを探しに夜の町へ。コンビニや信用金庫の支店などを、1時間ほど探し回りましたが、2003年のことで、営業しているATMはありませんでした。仕方なく旅館に戻ると、同じスタッフが。
ATMが見つからなかったことを告げると、「あら? どこか当てがあるのかと思っていましたのに」とのこと。それであれば、初めのタイミングに教えて頂ければよいことだと思いました。
このときは、まだ若く忙しい時期で、身だしなみも不十分だったのでしょう。フロントの方に「助けてあげよう」と思わせる雰囲気を出せなかったのだろう、と思うことにしています。
なぜ宿選びに失敗したのか?
なぜ、当時も出張が多く、ソコソコ旅慣れているつもりだった筆者は、宿選びに失敗したのでしょうか?
2003年時点、宿泊予約サイトの利用が増えつつあった時期で、筆者も口コミは確認していました。しかし今思うと、好評の口コミしか確認しなかったのかも知れません。
500泊の経験を経た結論としては、宿の口コミは低い方(星1つ、2つ、3つ)を丹念に確認することが重要です。
全体の総合点数も重要ではありますが、宿に求めるものには個人差があり、評価の低い口コミに「自分なら気にしない」と思う要素が多い宿は、逆に人気が集中せず狙い目になります。
例えば筆者なら、下のような低評価の要素は気にしません。
・宿の敷地内に急坂がある
・Wi-Fiの電波が弱い(動画は見ないため、携帯電話の電波を使う)
・駐車場が狭い(電車移動のため)
・食事の量が少ない
・周辺に見どころがない(平凡な田舎の旅も好むため)
逆に、ほこりが残っていた、カビ臭いなどは、1件でもあれば避けることが多いです。
ただ筆者の後輩で、ほこりのクレームが非常に多いチェーンホテルに好んで泊まっている人もおり、個人差も大きいです(宿泊費が安く、会社支給の定額手当との差額がもらえるからとのこと)。
夏に旅行される方は、ぜひ参考になさってください。今回紹介しなかった、ワーストと感じた宿は、個人サイトで紹介しています。
通算500泊 泊まって失敗したワースト5を紹介(とらべるじゃーな!)