PINGのチッパーをコースで試したよ!これはお助けクラブやわ〜。
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
ちょっと前にPINGから突然ニュークラブが発売になって驚きました。そろそろi210アイアンの後継モデルが出るかな〜とか、G425シリーズの次が出るのかな〜なんて思ってたら、なんとチッパーが発売になりました!
その名も「ChipR(チッパー)」!
いやいやそのままやーん。
「チップアール」とか呼んでいるショップもあるようですが、正式にはマジでそのままの「チッパー」でございます。
ま、名前のことはさておき、なんでPINGがチッパー?って思う人がいるかもしれませんが、実はPINGは1970年代にチッパーの元祖となる「CHIPO(チッポ)」というクラブを発売しているんですね。
なので、PINGがチッパーを販売するのは当然の流れとも言えるんです。
んで、このChipRですが、めちゃカッコ良い。パターっぽい感じではなくて、アイアンっぽいんですよね。
バックフェースもカッコ良いし、仕上げもカッコ良い。このデザインのままアイアン作ってくれないかな〜って思うくらい。5番あたりからPW、そしてチッパーまで同じデザインで揃ってたら、チッパー入れてます感が無くなっていいんじゃないかと思うんですけどね。
ロフトが38.5度ということなので、だいたい8〜9番アイアンのロフトですね。で、長さが34インチ(カスタムできます)。
ソール幅は広めで、フェースのトウ側の高さが少し低くなって、シャローな感じなので、方向性も出しやすい。パターのように構えやすいので、低くストロークしやすく感じます。
コースで打ってみると、本当にラインが出しやすくて、距離感も合う。
僕の場合は本当にパターのように構えて、パターのように打ちます。この打ち方が一番シンプルで優しいし、ミスが少ないと思うのでオススメです!
それで、ちょっとキャリーが出て、あとは転がっていく。スピンがタテにきれいにかかるので、狙った方向にちゃんと転がるとこが良いですね。寄るのはもちろん、チップインの可能性もかなり上がるんじゃないでしょうか。
ラフからも打ちましたが、よほどの深いラフじゃない限りはミスヒットにもなりにくいし、普通に打てます。本当に優しい。
いや〜PINGの「ChipR」、なかなかいいクラブでした。これならカッコいいし「チッパーなんか使ってんの〜」みたいに言われないんじゃないでしょうか。チッパーの地位が向上した気がします。
アプローチが上手い人には全く必要が無いクラブだと思いますが、グリーン周りまで来てからチャックリチャックリでスコアを崩す人には最高のお助けクラブになるんじゃないでしょうか。ぜひお試しあれ!
しかし名前はもうちょっと考えてほしかったな〜。