【新米のNG】やってたらすぐにやめて!新米のNG行動3選!「新米だから」は令和では通用しないよ
毎日キッチンに立つ、料理家の菅智香です。
この記事では新米のNGを3つお伝えします。新米はつやつやとしていて、普通のお米とは違うおいしさがありますよね。かつては「新米だから」と水の量を減らしたり、浸水させないで炊いたりと、新米ならではの工夫をするのが常識でしたが、その常識が現在では変わっていますよ。おいしい新米を食べるために、新米のNG行動をぜひ記事でチェックしてくださいね。
新米だからと水の量を減らして炊くのはNG
かつては新米は水分を多く含むので、炊飯する際には水を少し減らす、というのが常識でしたが今は違います。昔は稲刈りをし、天日干しをしてから脱穀していて、稲穂の水分量が多かったのですが、現在は手法が代わり、収穫してすぐに乾燥機にかけるので水分量が減り、保存しやすくなっています。
そのため、新米だから水分が多い、ということはなくなり、水分量を減らして炊飯する必要が無くなっています。新米ならではのつやつやとした状態で炊飯するには、炊飯器の目盛りどおりに水を入れて炊飯してください。
新米だからと浸水させないのはNG
米はしっかり浸水させてから炊飯すると、米の中心部分まで熱が通りやすくなり、おいしく炊き上がりますが、浸水をせずにすぐに炊飯すると米の芯まで水が届かなくなり、米の芯が残ります。
かつての新米は水分を多く含むことから浸水する必要がない、と言われていましたが、前述どおり現在の新米は含まれる水分量が変わってきているので、しっかり浸水させてから炊いたほうがおいしく炊きあがりますよ。
新米だから混ぜないのはNG
炊飯が完了したあとの新米は普通のお米よりもツヤツヤとしています。このツヤを味わいたいからとしゃもじで全体を混ぜないのはNGです。炊飯が完了したらしゃもじを使って、ごはんを下から上にひっくり返すようにして混ぜましょう。
余分な水分がとび、おいしくいただけますよ。すぐに食べない場合でも、炊飯が完了したら必ず全体を混ぜてくださいね。
新米をおいしく食べよう
昔とは異なる新米の常識。新米のNG行動を避けて、新米をおいしくいただきましょう。
※個人の経験、見解を含みます。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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