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卵1個でボリューム感もアップ!かきたまみそ汁のススメ

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

2月も半分が過ぎましたね。寒暖差もあって何となく疲れている、食事の準備が面倒だから買ってきたお惣菜でいいや…なんていう方もいると思います。もちろんそんな日があってもいいと思います。ですが、介護食を食べている人の栄養を考えると少し「栄養が足りているかな?」と心配になること、ありませんか?

そこで、簡単にできるかきたまみそ汁を今回はご紹介。みそ汁の量は飲む人の分用意すればOKです。たまごが1個あれば3人分くらい作れます。

用意するのは

・液体みそのもと(もしくは普段使っている味噌とだし)

・水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1杯に対して水大さじ2杯くらい)

・卵1個

これだけです。みそ汁がわいてきたら、

1.先に水溶き片栗粉を入れてみそ汁にわずかに「とろみ」をつけます。この時に、しっかり沸かしてください。味噌の風味は少し飛んでしまいますが、ここでしっかり加熱することで、とろみがしっかりつきます。         2.とろみがついたら、溶きほぐした卵を流し入れます。卵を入れる際は、汁が軽く沸いていることを確認し、少しずつ回し入れることがポイントです。

これで「たまごのかきたまみそ汁」の完成です。この時にたまご以外の具は入っていないので、お好みでネギや、乾燥ワカメ、生姜のすりおろしなど入れると体も温まり、1品でも「しっかり作った!」と思えます。

野菜をもう少し入れたいという方は、先に野菜(白菜、ニンジン、きのこ、ニラなど)を入れて、煮込んでから味噌をいれて柔らかくしてください。介護食を食べている人が食べられる野菜を入れると作る人の手間が省けます。また、小さく切った豆腐を入れるとたんぱく質も取れて満足感もアップします。これにごはんと買ってきたお惣菜や冷凍食品でOKです。これなら介護食を食べる人、ふつうの食事で大丈夫な人みんな同じ食事で済みますので準備もラクです。

わが家の介護メンズは、このかきたまみそ汁にニラやネギが入っているものがお気に入りです。ニラは免疫力を高める効果が期待される成分が含まれているので、風邪のひきはじめにもおすすめです。

疲れている時に頑張って、介護食や食事を用意せず、その時にできること、作れるものを作ってください。頑張りすぎずが介護食を長く続けるポイントです。

※「たまご」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。たまごアレルギーのある方は接種には十分注意してください。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、たんぱく質の制限、塩分制限をされている方も一度、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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