ダイソーの『毛玉取り器は、ある条件さえ満たせば4千円のメーカー品と変わらず使える!
100円ショップダイソーで電動「毛玉とり」が 販売されているのをご存じでしょうか?
しかも、500円商品でも1,000円商品でもなく、なんと税込110円。
私が初めて購入したのは2017年なので、もう4年以上も値上げされることもなく毎年販売されている大人気商品です。
市販されている4,000円のメーカー品と何が違うのか?
脅威の110円商品の実力を実際に使って確かめます。
ダイソー 毛玉取り 110円(税込)の概要
名称 :毛玉とり
価格 :110円(税込)
素材 :ABS樹脂、ポリスチレン、スチール
サイズ:幅7.3cm × 高7.3cm × 奥行き3.8cm
生産国:中国
型番 :TL873
JAN :4549131375398
片手にすっぽり収まるミニサイズです。
とても軽くて握りやすいサイズ感。
電源は単3電池2本。充電はできません。
電池さえあれば、電気のコンセントがないところでも使えます。
ダイソーの毛玉取りは靴下にぴったりサイズ
毛玉のついた靴下で試します。
ちゃんと毛玉が取れて、とてもキレイに仕上がりました。た
ダイソーの毛玉とりの注意点
ただ、ふんわりした素材の靴下に「毛玉とり」をかけてみると・・・
繊維が切れて靴下にダメージが・・
なぜこういうことが起こるかといえば、刃のガードが指で軽く押さえるだけで簡単に凹んでしまうくらい薄いんです。
毛玉を取る際に、上から抑えるように少し力を入れてしまうだけで、ガードが凹んでカッターの刃に密着してしまいます。
なので、繊維を巻き込んでダメージを与えてしまうんですね。
ダイソーの毛玉とりを使う場合は、力の入れすぎに注意が必要です。
だけど、靴下くらいの面積の毛玉なら簡単に取れますし、便利です。
では大きなものはどうでしょう
毛玉は取れるけど時間がかかる
マフラーの10cm四方の毛玉を取ってみます。
ダイソーの毛玉とりの場合
↑Before
↑After
毛玉が取れてとてもキレイになっていますよね?
4,000円の毛玉取りの場合
ちなみに私が長年愛用しているマックスイスミ製品の毛玉とりと比べてみます。
↑Before
↑After
こちらも毛玉はキレイに取れました。
ダイソーもマックスイズミの毛玉とりも、どちらも毛玉が取れて本来の質感が蘇ります。
4,000円の商品とダイソーの商品とでは、大きな違いがないように見えます。
だけど、実はかかった時間が違うんです。
ダイソーの毛玉とりは大面積に不向き
マフラーの10cm四方の毛玉を取るのにかかった時間は
ダイソー・・・1分7秒
マックスイズミ・・・29秒
しかもマックスイズミの方は充電+コード式のどちらも使えるため、広い面積の毛玉も最後までパワーが落ちずにストレスなく取ることができます。
それに対して
ダイソーの毛玉とりは電池の残量が減るに従ってパワーが落ちて毛玉が取れにくくなっていきました。
面積の広いマフラー全体の毛玉をとるのに、ダイソーの場合は時間がかかりすぎて疲れ果てます(泣)
ダイソーと一般的な毛玉とりの何が違うって、刃の大きさです。
ダイソー2.7cmに対してマックスイズミは4.3cm
一度に刃が当たる面積に大きな違いがあり、毛玉を取るスピードに差ができるんです。
ダイソーの毛玉とりは、しっかり毛玉は取れますが、大きな面積の毛玉をとることは不向きです。
とはいえ、ダイソーのものは価格が110円ですからね!
靴下くらいしか毛玉を取らないという方にとってはダイソーの毛玉取りも十分に使えます。
あと、ダイソーの毛玉とりには毛足の長さを調整することもできません。
セーターなどふわふわと毛足の長いものにも使えません。
ダイソーの毛玉取りのデメリット
・面積の大きなものは時間がかかる
・電池がすぐになくなる
・毛足の長いものには使えない
・強く押し付けると繊維を傷つける
片付けはとても簡単
ダイソーの毛玉とりのメンテナンスは簡単です。
カップを外してゴミ箱にポイするだけです。
刃のガードも回すだけで簡単に取れるので付属のブラシで刃の周りについた毛玉もはき出すだけ。
メンテナンスはこれ以上ないほどに簡単です。
まとめ
ダイソーの毛玉とりはミニサイズなので、マフラーやセーターといった大きな面積のものには向きませんが、靴下などの小さなサイズの衣類に限っていえば、4,000円のメーカー品と変わず使えます。
110円と安価なので、家だけでなくバッグや会社のロッカーに置いておくと、突然靴を脱ぐというシュチュエーションに陥っても、靴下の毛玉に怯えることはないかもしれませんね。
110円で試せる電動毛玉とりは破格です。