Yahoo!ニュース

あなたの家は大丈夫そ? 今すぐできる土砂災害リスクの確認方法

まこぴ防災士/防災アドバイザー

土砂災害。

地震や台風などと比べると少し身近に感じにくい自然災害かもしれませんが、いざおこった時にはものすごい勢いで家や、車や、人の命を奪っていきます。

ここ数日でも、滋賀県や広島県などで実際に土砂崩れが発生しています。

自分の家や、職場などよくいる場所は大丈夫・・・?

と少し心配になったあなたに、ぜひやってみてほしいことがあります。

手順はたったの4つ。
パソコンでもスマホでも手軽にできるので、ぜひ今この場でやってみてくださいね♪

【手順①】

パソコンかスマホで、「ハザードマップ ポータル」とインターネット検索

【手順②】

左側の「重ねるハザードマップ」の「住所から探す」に、調べたい場所の住所を入力

【手順③】

左上の「災害種別で選択」の「土砂災害」をクリック

【手順④】

赤や黄色で表示される場所を確認

(凡例は左下をチェック)

以上!

たったこれだけで(所要時間10秒くらい?)で土砂災害リスクが確認できちゃいます。

例として、私の住む神奈川県の茅ヶ崎市を出してみました。

茅ヶ崎=海=津波リスクばかりを心配する方が多いですが、北側には山もあるので土砂災害のリスクも実はあるんですよね。

ちなみに、ご近所鎌倉は、このような感じで土砂災害リスクの高い場所が非常に多い。

また、東京都心は土砂災害とは無縁では?と感じている方も多いかもしれませんが、実は都心でも細かな地域でリスクありとなっている場所も多いんです。

(母校のある高田馬場を調べてみました)

〜もしも土砂災害のリスクがある地域なら〜

<土砂災害の兆候がないかに意識を向ける>

・斜面のひび割れ

・湧き水が止まる

・異様な音やにおい

・濁った水が噴き出す

これらは土砂災害の前兆と言われています。

<土砂災害に巻き込まれないようにする>

・大地震や大雨の時には、早めに安全な場所へ避難する

・避難ができない場合は、せめて山や崖から離れた側で2階以上の部屋で過ごす

などの対策をとりましょう!

ハザードマップに書いてない=リスク0とは言い切れないですが、

「リスクあり」と既に診断されている地域は、より厳重に注意したいですよね。

大雨の影響で地盤が緩んで普段よりも土砂災害が起きやすくなっています。

十分に気をつけながら、雨の多いこの季節を過ごしていきましょう!

防災士/防災アドバイザー

「10人10色のカラフル防災」をコンセプトに、防災を明るく楽しくHAPPYに届けています。 2020年防災士取得以来、SNS発信・防災イベント企画監修・セミナー・コンサルティング等実施。神奈川県茅ヶ崎市&岩手県陸前高田市で2拠点生活。Instagramで防災情報発信中!

まこぴの最近の記事