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ペン先を15度曲げた新発想!書きやすさの秘密は、人間工学に基づいたデザインです

猪口フミヒロ文房具ブロガー&ライター

こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

今日は、とてもインパクトあるデザインのボールペンを紹介します。先日友達から「先が曲がった変わったペンが売っているんだよ」と教えてもらいました。興味がわいたので、一緒に文房具屋さん(名古屋駅ロフト)に立ち寄って購入してきました。

名前は「ZERO G BALL ∠15」。今日は、この新進気鋭のボールペンを紹介しますね。

ペン先が15度も曲がっている不思議なデザインです。早速、購入したものを試し書きしてみたのですが、全く違和感なく書くことが出来ました。確かに、書くときに強く押し付けるという感覚がなくなる分、軽く書き続けることが出来ると思います。

この企画は、クラウドファンディングでスタート。実際に店舗に並び始たのは、2023年2月頃とのことです。革新的な文房具を日本に紹介するインターアクト社(所在地:福岡県)が、韓国のZERO G TEC社とタッグを組んで発信しているボールペンです。

ペン先を15度曲げることの効果

気になるのはペン先を15度曲げることの効果です。このデザインは、どんな良いことをもたらしてくれるのでしょうか。まずは、ボールペンの構造について考えてみましょう。ボールペンは、その名前の通り先端に装着されたボールが回転することでインクが出ます。

通常のボールペンは、垂直に押し当てたときに一番効率よく書くことが出来ます。でも、人間に手の構造上、いつまでも垂直に押し当てて書くことは出来ないのです。どうしても。ペンを少し寝かせた状態で書くことになります。これが、ロスを生んでいるのです。

15度曲げることにより、このロスを軽減します。より、垂直に近い位置関係で書き続けることが出来るのです。さらには、押し付けて書こうという気持ちも和らぐので、ボールペン特有の強めの筆圧が緩和されることも期待できます。そんなストレス軽減が出来るのです。

グリップも特徴的です

ボールペンで大事にしたい部分のひとつにグリップがあります。いつも、直接手に触れる部分なので、フィットしないとストレスになるのです。そういう面で、この「ZERO G BALL ∠15」は、どんな具合なのか確認してみましょう。

ペン先部分が15度曲がっているということは、ご承知の通りです。ということは、書くときに方向性があるということ。ペンを取り出して、位置確認して、そして書き出すというワンアクション追加の行動が入ることになります。まあ、そこは覚悟の上でしょうけど。

そんなときに、このグリップの形状がピタリとくるのです。ちょうど、握った時の、親指と人差し指の位置が決まるような形状のゴム系のグリップになっています。これなら、目をつぶっていても、一番良いポジションが取れて良いです。柔らかすぎない素材も好印象です。

製品仕様を紹介します

このボールペンのスペックを紹介しておきますね。

  • 商品名:ZERO G Ball ∠15 (ゼロジーボール15 度)
  • ボール径(全4種類):0.38mm/0.5mm/0.7mm/1.0mm
  • サイズ:長さ141mm
  • 重量:10g
  • 材質:PC、ゴム
  • 生産:韓国

樹脂製系部分も全く悪くないボールペンです。価格は税込¥330(税抜¥300)で販売されていました。是非とも、一度使っていただいて感触を味わってもらいたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

では!

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文房具ブロガー&ライター

文房具ブログを2009年から毎日書き続けています。文房具に関することなら何でもお任せください。東海地区を中心に活動を展開。文房具朝食会@名古屋というコミュニティーを主催。『文房具屋さん大賞』特別コメンテーター。文房具を通じて便利さと幸せを感じてもらいたいです。

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