【荒川区】美しいペンキ画に心が和む雲翠泉。お湯につかりながら絵画鑑賞気分になりました!
三河島にある雲翠泉。昭和にタイムスリップしたような雲翠泉は、今なお地元の人々に愛されている銭湯です。筆者が雲翠泉に到着したのは16時前でしたが客の自転車が並び、すでに一風呂浴び、帰る方々もいました。
ノスタルジーを感じる木枠、美しいタイル、昭和のすりガラス。その懐かしさに心が和みます。さあ、雲翠泉に入ってみましょう
雲翠泉は東京には珍しく中央に浴槽があります。東京の銭湯は入口に洗い場があり、奥に浴槽があります。それに対し関西は中央に浴槽が配置されています。そのためか、雲翠泉に来ると小旅行に来た気分になります。
参考リンク/ダ・ヴィンチ「関東と関西では銭湯の湯船の位置が違う」
美しいペンキ画を眺めながら湯につかっていると、美術館にいるような気分になりました。女湯のペンキ画は日本の昔話の絵があり、「浦島太郎」「桃太郎」「花咲かじいさん」「舌切り雀」のペンキ画を眺めながら入浴できます。かつて内風呂がなかった時代、多くの家族連れが銭湯に来たでしょう。昔話のペンキ画を見ながら、楽しい話をしたでしょう。
そして、荒川区では銭湯に見守り支援員を派遣しています。雲翠泉では月・金曜日(15時~17時)に見守り支援員の方々がいます。例えば浴槽から出て脱衣所に戻る際に滑ってしまうかもしれません。高齢者の方が浴槽から出ると、支援員の方が近くにいき、安全に高齢者を誘導します。そして、お話しもします。何気ない世間話からも高齢者の様子がわかります。このようにして高齢者の方々も安心して銭湯を楽しめます。
荒川区公式サイト・見守り支援員銭湯派遣事業について
雲翠泉はシャンプーやハンドタオル、垢すりタオルなど入浴に必要なものを販売しています。気軽に手ぶらで来ることも可能ですよ。名前が入ったハンドタオルは税込み300円でした。
そして、2024年2月6日(火)~3月22日(金)は「銭湯のススメ~都営バスでめぐる編~」スタンプラリーを開催中です。期間中スタンプを12個集めると素敵なオリジナルソックスがもらえます。(先着4000名)雲翠泉でも素敵なスタンプを押してもらえますよ。イベントの詳細は東京銭湯公式サイトをご覧ください。
雲翠泉で体も心も温まり、元気が出てきました。心の故郷のような雲翠泉。また、近いうちに来ますね。
【銭湯情報】
雲翠泉
住所 東京都荒川区東日暮里3-16-4
営業時間 15時~22時
定休日 水曜日
電話番号 03-3801-4126