【荒川区】風格のある看板建築の「中野屋」。昔ながら製法で作られる佃煮の美味しさ。
日暮里駅を谷中方面出口へ出ます。夕やけだんだんへ続く御殿坂を登ります。人気の谷根千散策の入口です。
その途中に中野屋はあります。1923年創業の佃煮専門店です。その風格のある看板建築が人目を引きます。多くの海外ツーリスト達が写真を撮る姿を見かけます。
伝統の調理法で炊き立てられた佃煮は代々に渡る常連客がいます。今も昔も変わらない美味しく安心できる味。中野屋のインスタグラムでは谷中の四季とともに美味しい佃煮を紹介しています。
購入した佃煮は丁寧に包装紙でくるまれます。最近は百貨店でも簡易包装になってきています。しっかりと包まれた佃煮に日本の文化を感じました。
今回、購入した佃煮は二つです。まずは甘海老の佃煮。白醬油と甘く色よく仕上げた甘海老の佃煮です。甘海老の香ばしも加わり、白いご飯にかけてもよし、お茶漬けに振りかけてもよいでしょう。
アサリの佃煮も購入しました。色艶、照りの良い佃煮です。身の大きめのアサリはしっかりとした江戸前の味でお酒のおつまみにもいいでしょう。美味しい佃煮があるだけで、毎日の食事が楽しみになりますね。今も昔も変わらない美味しさに心が和みました。
中野屋で美味しい佃煮を購入した後は谷中散策はいかがでしょうか。昭和の風情の路地を歩いていると、猫に会いました。日暮里・谷中は猫の街。そして、コツコツと美味しいものを作っている店がある街。中野屋は今日もいつもと変わらない、心がほっこりする美味しい佃煮を提供しています。
【店舗情報】
中野屋
住所東京都荒川区西日暮里3-2-5
営業時間10時~17時30分
定休日 水曜日