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【荒川区】日暮里ファッションデザインコンテスト公開展示会開催中! 心ときめく「魅力ある幸服」!

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

荒川区と日暮里繊維街活性化ファッションショー実行委員会主催で開催される日暮里ファッションデザインコンテスト公開展示会がふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)にて開催中です。
荒川区公式サイト・日暮里ファッションデザインコンテスト2024

ー日暮里ファッションデザインコンテスト公開展示会ー

日時 2024年11月15日(金)~20日(水)10時~18時(最終入場17時45分)

場所 ふらっとにっぽり1F・2F

内容 受賞作品・入選作品40点の展示

入場無料

画像提供 荒川区産業経済部
画像提供 荒川区産業経済部

応募作品総数3,656点。選ばれた受賞作品・入選作品40点が展示されています。どのような作品でしょうか。見に行きましょう!

会場に一歩入ると、コンテストのテーマとなった「実用的で魅力ある幸服」をまとった40体のマネキンに圧倒されます。

どの作品も素晴らしく見ごたえがあります。素材、デザイン、全てに哲学があります。作り手のファッションに対する情熱が感じられました。その一部になりますが紹介します。なお受賞作品・入選作品は荒川区公式サイトで発表されています。

荒川区公式サイト・1次審査結果

荒川区公式サイト・最終審査結果

会場正面は受賞作品13作品が展示されています。真正面にある作品は素材にこだわりのあるデザインです。

向かって左側の白い服は独立行政法人中小企業基盤整備機構理事長賞を受賞した岩間夢々(イワマ ムム)さんの作品です。ウールをたたき色の濃淡を作り立体的に見せています。同じ色でもその濃淡により奥深いニュアンスが美しい作品です。

真ん中はグランプリ(経済産業大臣賞)を受賞した尾林嬉愛莉 (オバヤシ キアリ)さんの作品です。麻は古代から衣服などに使われています。紐を結ぶという知恵も古代から繋がれてきました。その繋がりを「幸服」とした作者のファッションを大切にする気持ちが伝わりました

向かって左側は荒川区長賞を受賞した三浦彩(ミウラ アヤ)さんの作品です。マクラメ編みで人と人の繋がり、結びつきを表現したそうです。デニム生地を縦にカットすることで残布を減らしています。サステナビリティも意識した作品です。

こちらのカラフルな作品はテーマである「魅力ある幸服」をよく表しています。

向かって左側はブラザー販売株式会社賞 を受賞した清水佑華(シミズ ユカ)さんの作品です。様々な手法、色とりどりの生地で作られた華やか印象の服です。個性の違う人々が混じり合い、人とのつながりを感じた時に生まれる幸福を表現した服。様々な国の人々が行き交う日本の未来の繋がりを感じました。

真ん中は株式会社ベビーロック賞を受賞した阿部若菜(アベワカナ)さんの作品です。「幸せを編む」をテーマにした作品です。編むということは根気がいります。一つずつ、少しずつ編みあげていく。そして、それはほどくことも出来、何度でも作り変えることができます。SDGsを意識した力作です。

向かって左側は株式会社ベビーロック賞を受賞した中野龍星(ナカノ リュウセイ)さんの作品です。波をモチーフにしたその形状はひらめきや直感にまかせて動く人々の感情だそうです。独特の形状のデザインと、動きやすそうで実用的なデザインが魅力です。

入選作品も素晴らしい作品ばかりです。西吉絢海(ニシヨシ アヤミ)さんの作品は廃棄されるニットを編みなおして制作しました。美しいニットワンピースに生まれ変わった服はまさにサステナビリティ。ニットを提供した人も、新しいニットワンピースを着た人も幸せな気持ちになります。そして、ワンピースの表も裏も着ることができるデザインです。

日暮里繊維街は海外ツーリストにも人気です。世界で活躍する日本人デザイナーは実に多く、日本のファッションに関心を持つ海外の人々は大変多いです。日暮里ファッションデザインコンテスト公開展示会の作品は未来へ向かう「魅力ある幸服」を表現し、世界の人々もを幸せで包むであろう素晴らしいファッションでした。

【会場情報】
ふらっとにっぽり(荒川区立日暮里地域活性化施設)
住所 東京都荒川区6-17-6

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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