【子どもを脂肪肝にしない】使った油は再利用しないで!酸化した油が体に悪い理由を解説!オススメの油も
息子が揚げ物が好きなのでよく作っています。
油が最近高いので、オイルポットに油を保管して再利用しています。
しかし、最近油の再利用が体によくない、という情報を目にしました。
再利用の油は体に悪いのですか?
毎日のことなので気になっています。
よろしくお願いします。
ご相談いただきありがとうございます。
揚げ物が好きなお子さんは多いですよね。
最近はさまざまなものの値段が上がっているので、油を節約したい気持ちもとてもわかります。
しかし、油の再利用は体にさまざまな影響を及ぼします。
そのため、結論から言うと油の再利用はやめておいたほうがよいでしょう。
この記事では、油の再利用がどうして体によくないのか、理由を解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ油の再利用が体に悪いのか?
油は、加熱することで酸化します。
油が酸化すると、有害な物質が発生し、ひどいときには下痢や吐き気、頭痛の原因となります。
酸化した油を体内に取り入れると、有害物質が血管を傷つけて動脈硬化の原因となります。
酸化した油は皮膚の老化もすすめてしまうため、酸化した油を摂取するとシミやしわのもとにもなってしまいます。
油が酸化しているか確かめるには何をチェックすればいい?
油は光や熱、酸素によって酸化が進みます。
使っていない油であっても、以下のような様子が見られた場合は、酸化していると判断し、使うのを避けたほうがよいでしょう。
・色が濃くなる(ごま油の色は焙煎されてついたものなのでOK)
・変なにおいがする
・ねばりがある
・泡が出ている
油は光の当たるところに置いていると酸化してしまうので、開きの中など、直接光があたらない場所にしまうことをおすすめします。
また、大容量パックは開封してから空気に触れる時間が長いため、あまり料理に油を使わない場合は酸化しやすくなってしまいます。
料理に使う頻度が多くない場合は、小さめのパックを選んでおきましょう。
揚げ物を食べすぎると脂肪肝になる?脂肪肝はなぜ悪い?
脂肪肝というのは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
揚げ物はカロリーや脂質が高く、脂質を多く含む食べ物です。
脂質や糖質をとりすぎて運動不足であると、とりすぎた栄養が脂肪として肝臓に蓄積されてしまいます。
脂肪細胞は炎症の原因になったり、血管を痛める原因となります。
また、脂肪肝のまま放置していると、肝硬変や肝臓がんに進行する恐れもあるので注意が必要です。
揚げ物は月に1、2回にしておくことをオススメします。
バランスのよい食事と適度な運動で、脂肪肝は改善します。
体になるべくいい油を選びたい!オススメの油はこちら
油が体に与える影響はわかった。
油の再利用はしないことにしよう。
そんな風に思っていただけたでしょうか?
油にはいろいろな種類があり、普段使いにオススメな油には以下のようなものがあります。
・ごま油:
・グレープシードオイル
・オリーブオイル
・米油
・アマニ油、エゴマ油(生で食べるのがオススメ)
我が家では料理に合わせてごま油、米油、オリーブオイルを使っています。
参考になりましたら幸いです。