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暑さに強いカラーリーフを植えて『おしゃれな庭なのに管理が楽』を実現する

sakuraグリーンアドバイザー ガーデニングYouTuber

園芸店でも夏の花がたくさん並ぶ季節になりました。品種改良で暑さに強いお花が増えてきましたが、夏は暑くてガーデニング作業を長時間することができません。管理が楽でお庭が充実する植物をポイントに選んでみてはいかがでしょうか。

管理が楽で花がなくても楽しめるカラーリーフ

カラーリーフは花柄つみや切り戻しなどの作業が不要で、葉自体に存在感があり、お庭を寂しくさせません。また、花苗だけでは高さを出しにくく、平坦なお庭になりがちですが、草丈があるものを選んで植えれば立体感のある空間を作ることができます。

今回は夏の暑さに強い、カラーリーフを紹介します。

ユーフォルビア

お店では花が咲いていない植物を購入する人は少ないと感じますが、ユーフォルビアはこのような小さな苗がしっかりボリュームアップし、存在感抜群なのでおすすめです。

黒っぽい葉が、周りの緑と対照的です。葉の上に見えているのがお花です。暑いのは耐えますが、多湿に弱いので、お水のあげすぎに注意が必要です。冬は暖地では越せますが、積雪時には防寒したほうが安心です。

ユーフォルビアシルバースワンは草丈も1メートルほどになり、低木を植えるのはちょっと...という人にもおすすめです。根元から新しい茎がいくつも出てきてボリュームアップし、お庭の中でも目を引くポイントになります。

ガーデンカラジウム

夏らしさが出るカラジウムは色の種類も豊富で、華やかさを演出することができます。

寒さには弱いので、気温が下がってきたら掘り出して、翌年の春にまた植えこみます。下の画像は掘り出しておいた球根(左側)を土に埋めて芽が出てきた所(右側)です。この後、植え替えて、上の図のように大きく育てます。

カンナ

下の画像、左側は先ほど紹介したガーデンカラジウムです。このカラジウムは涼し気な雰囲気を出してくれます。

カンナベンガルタイガー
カンナベンガルタイガー

カンナにも葉が美しいものがあります。カンナは広い場所があれば、地下茎が伸びて増えていきますが、鉢植えや狭いスーペースに植えて楽しんでいます。

冬、地上部は枯れますが、暖地では掘り起こす必要はなく植えっぱなしで大丈夫です。

掘り出してみると、古くて黒くなった根茎があるので取り除いて埋め戻します。

このように黒い葉と葉脈が美しいものもあります。

アルテルナンテラ

アルテルナンテラは日本では冬越しが難しい植物ですが、夏の暑さにはとても強いので早めに植えると長く楽しめます。

冬になる前に挿し芽をして、小さな苗を作り室内で冬越しするといいですよ。春に庭に植えて、毎年楽しめます。

花苗だけでなく、複数のカラーリーフを植えておくと、ガーデニング作業も軽減され、夏のお庭を充実させてくれます。ぜひいくつか植えてみてください。

グリーンアドバイザー ガーデニングYouTuber

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