袋麺がお店の味?マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)「横浜家系醤油豚骨」を実食レビュー
「お家にいながら手軽に“お店品質のあの味”を楽しめるラーメン」をコンセプトにしたマルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)。1パック3袋入りで300円と袋麺としては高価格ですが、インスタントラーメンを超えた味と評判で東洋水産の人気ブランドへとのし上がりました。
そんな「マルちゃん ZUBAAAN!」の新作が2023年4月3日に発売されました。今回の新作は「待望の横浜家系ラーメン」。米倉涼子さんが新CMに登場し、東洋水産でも気合が入っていることが伺えます。
「マルちゃんZUBAAAN! 横浜家系醤油豚骨 3食パック」を早速購入してみました。購入価格は299円(税抜)です。公式HPでは「熟成麺のような弾力や粘りとコシの強い麺に、鶏油の香り、コク、醤油の旨味が利いた家系醤油豚骨スープ。」と紹介されています。
マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)シリーズはこれまで販売されていた3商品を食べたことありますが、本格派を意識した味わいだった覚えがあります。今回の新作がどのような味か楽しみですね。
今回のスープは「鶏脂(チーユ)の香り、豚骨・鶏ガラの味わいと深いコク、醤油のかえしを利かせた”家系ラーメン”の特徴をしっかり味わえるスープ」とのことでした。飯田商店の店主も「世の中の袋・カップ麺のレベルがすごいスピードで上がっている。ラーメン屋は油断できない。」と語るほど美味しいみたいですよ。
1食(130g)当たり463kcal。炭水化物は66.6gで食塩相当量は8.0g(麺2.4g、スープ5.6g。)
スープの原材料には醤油・ポークエキス・鶏油・チキンエキス・豚脂などが使用されています。
横浜家系醤油豚骨味におすすめの具材は「チャーシュー(薄切り):1枚、ほうれん草:適量、ねぎ:適量、のり:3枚」。家系のトッピングそのものです。今回はなるべく近い具材を用意してみました。
麺はコシの強そうなノンフライ麺。
麺と一緒に液体スープと粉末スープが入っています。
作り方は沸騰したお湯に麺を入れて4分後、あらかじめ2種類のスープをラーメン丼にいれておき、ゆで汁と麺をスープを入れたラーメン丼に入れるだけです。作り方のポイントはラーメン丼に麺を入れる時、ゆで汁を先に入れてスープを溶かした後、麺を入れるくらいですね。
完成品がこちら。スープ表面に油が浮いていて、香りは家系そのものといった感じです。
スープを一口飲んでみたところ、塩気が際立っていました。お湯が少なすぎたわけでもないので、おそらく既定の味だとは思いますが、かなり塩気が強い。家系の香りや味はしますし、お店の味に近づけていますが、豚骨のコクが足りなくて塩味が強く感じられるのだと思います。食塩相当量が8gは高いですが、お店のラーメンもそのくらいなところも多いので、出汁が足りないと塩味が目立つようです。
麺はツルツルしていながらコシもあり非常に美味しいです。生麺?と思ってしまうほどの出来栄えに驚きました。お店のようなモチモチとした食感やキレのある歯ごたえは足りませんが、自宅で作れる袋麺としては驚きの出来栄えでした。
自宅で手軽に食べれるラーメンとしては非常にクオリティは高いと思います。比べる相手がお店となると苦しいですが、充分おすすめできる袋麺です。
ごちそうさまでした。