香りにこだわりのある人にも使って欲しい!香りをリセットする無香料柔軟剤3選。
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。
あなたは「香害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
2012年ごろ、海外製品の柔軟剤が大流行したあたりから問題になっていて、人工的な強い香りによって頭痛や吐き気、めまいといった健康被害を訴える人が急増しました。
シャボン玉石けん株式会社が20代から50代の女性305人を対象に「香りに関する意識調査」をおこなたところ、人工的な香りにより気分が悪くなった経験を持つ人は全体の64%にのぼったんだとか!(「香害」に関する意識調査)
多くの人が香りに対して不快に思ったことがあると言うことです。
柔軟剤だけならいい香りでも、洗剤、シャンプー、ヘアケア、香水などが混ざり合うと、さすがに香り過多です。
自分では鼻が慣れしまってわからなくても
その香り、誰かを不快にしてしまっているかもしれません。
本日は私が普段使っているお気に入りの無香料柔軟剤を紹介します。
香りが苦手は人はもちろん、香水など柔軟剤以外にお気に入りの香りがあるという香りにこだわりがある方にもおすすめの無香料柔軟剤3選です。
サラヤ ヤシノミ柔軟剤
柔軟剤って簡単にいうと薄い油膜で繊維をコーティングするこで滑りをよくして摩擦を減らしたり肌触りをよくしたりするものです。
繊維を油膜で覆うので、どうしても吸水力は落ちてしまいます。
スベスベと肌触りはいいのに、水をぜんぜん吸わないバスタオルってありますよね?
あれって、バスタオルではなく柔軟剤のせいかもしません。
吸水力はトップクラス
ヤシノミ柔軟剤は市販されている柔軟剤全体の中でも吸水力はトップクラス!
不自然なスベスベさはなく自然なふっくら感があり汗をよく吸い取ってくれるので、タオルに使うと気持ちがいいです。
そして、ヤシノミ柔軟剤は環境にも配慮された製品でもあります。
環境に配慮したサスティナブルな柔軟剤
最近は洗剤などに石油系ではなくアブラヤシなどの植物性の原料を使うことが主流です。
そのとこでアブラヤシの無計画な伐採が大きな問題になっており、植物性というだけで環境に配慮した製品とは言えないんです。
ヤシノミ柔軟剤をはじめ、ヤシノミシリーズには、環境に配慮したアブラヤシ栽培を行っており、なおかつそれが持続可能な製造者だけが取得できる「RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証」マークがつけられています。
RSPOとは
Roundtable on Sustainable Palm Oilの略で持続可能なパーム油のための円卓会議という意味。
主にアブラヤシの生産により環境に悪影響を及ぼすことのないようなルールを作りをしている団体
肌にも衣類にも環境にも優しい満足度の高い柔軟剤です。
無印良品 無香料柔軟剤
とりあえず、何より容器がシンプルでかっこいい!
生活感を消し去る容器
6.8cm×6.8mという四角い容器は棚の壁にぴったりと沿って無駄がありません。
半透明なので残量が即座に確認できるのも何気に便利です。
同シリーズの洗剤と一緒に並べるとランドリールームから一気に生活感が消えます。
いつも、洗剤や柔軟剤をシンプルな容器に入れ替えて使っているという方は、入れ替える手間も節約できるんです。
もちろん、容器だけではありませんよ。柔軟剤としてもかなり優秀です。
キメが整い高級感がでる
【Before】
【After】
この柔軟剤を使うと衣類の繊維の目がキレイに揃うんですよ。
なので衣類に艶感がでて高級感がアップします。
おしゃれ着用におすすめです。
実は高コスパ
「内容量560ml・税込み490円」なので、高いなかぁと思うかもしれませんが、無印良品の柔軟剤はコンパクトタイプ。一回の洗濯で使う量が少ないんです。
洗濯(水30Lの場合)1回につき約8.75円。
一般的な柔軟剤の平均コストは9.7円ほどなので、むしろコスパは良いんです。
デメリットは、無印良品の店舗が近くになければ少々入手が面倒というくらいでしょうか。
無印良品の柔軟剤の重な原料はアブラヤシ。
環境配慮の一基準となるRSPO認証マークは無印良品の商品としては取得していませんが、無印良品が柔軟剤の製造を委託している業者は取得済みでなので、実質的には環境にも配慮された柔軟剤と言えます。
ダウニー ウルトラダウニー フリー&ジェントル
香りの強さが印象的なダウニーですが、実は無香料タイプもあるんです。
液体の状態だと木工用ボンドのような香りがしますが、衣類に使って乾くと無臭です。
効果満載の高機能
ダウニーの柔軟剤って香りのイメージが強いですが、「シワ・毛玉防止」、「色落ち防止」「静電気防止」など、香り以外の機能も充実しています。
ダウニーを使うとタオルのパイルがしっかり立ち上がって風の通り道ができるので速乾作用もあります。
ダウニーを使ったことがある方はご存知でしょうが、ダウニーの静電気防止効果は日本メーカーの柔軟剤に比べて桁違いに高いです。
静電気を防止すると、花粉やホコリがつきにくくなる以外に毛玉もできにくくなります。
毛玉ができやすいポリエステルのニットなどを着ることが多い人は試してみてもいいのではないかと思います。
皮膚科テスト済み
皮膚科医による皮膚刺激テストもクリアしているので、敏感肌の方も使えます。
ダウニーを使った衣類はとても柔らかくなるので、肌が弱い方や赤ちゃんにもおすすめです。
固まることがる
日本の柔軟剤はサラサラの液体が多いですが、無香料ダウニーはドロっとした質感です。
しばらく使わないで放置すると固まってしまうことがあります。
日本で簡単に購入できる無香料ダウニーのサイズは2種類
・洗濯150回分の3.83L
・洗濯60回分の1.53L
どちらも日本の一般的な柔軟剤より大容量になっています。
初めて購入するときは、少々割高にはなりますが、小さいサイズのダウニーの購入をお勧めします。
無香料柔軟剤 まとめ
香りというのは鼻が香りになれてくると感じにくくなるものです。
いつも使ってる香りが感じられないと思って柔軟剤の量を増やすと香りが強すぎて身近な人を不快な気分にさせてしまっている場合があります。
より気持ちよく香りを楽しむために、無香料の柔軟剤を使って香りをリセットすることも大切です。
普段香水を使ってるかも、純粋な香りを楽しむために、柔軟剤の香りが邪魔になる場合もあります。
強い香りが苦手な方はもちろん、普段香りにこだわりがある方も無香料の柔軟剤を使ってみてはいかがでしょうか?