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ネッツ渡邊、NBAサマーリーグ2戦目でチーム最多出場時間で13得点、5リバウンド、4ブロックの活躍

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
サンダー戦でチーム最多の出場時間を与えられたネッツの渡邊雄太(三尾圭撮影)

 7月7日(日本時間8日)にブルックリン・ネッツの渡邊雄太がNBAサマーリーグ第2戦目を戦い、ベンチ出場ながらチーム最多となる27分39秒プレーして、13得点、5リバウンド、4ブロック、2スティールとオールラウンドな活躍ぶりを見せた。

 前日のオーランド・マジック戦に続いて、この日のオクラホマシティ・サンダー戦でもベンチ出場だった渡邊だが、1クォーター(Q)途中にコートへ出ると、まずはこの試合1本目のブロックを決めた。攻撃ではゴールに向かってドリブルする最中に相手選手からファールを受けると、与えられた2本のフリースローを確実に決めて2得点。続いて3ポイントシュートも沈めて、このQだけで5得点を上げた。

1Qにフリースローを放つネッツの渡邊雄太。渡邊はこの試合6本のフリースロー全てを決めた(三尾圭撮影)
1Qにフリースローを放つネッツの渡邊雄太。渡邊はこの試合6本のフリースロー全てを決めた(三尾圭撮影)

 2Q以降は3ポイントシュートを3本続けて外してしまったが、ドライブからの得点を重ねる。両軍最多の6本与えられたフリースローも確実に全部決めてみせた。

 試合は76-90でネッツが大敗を喫したが、ネッツの選手で唯一渡邊だけがプラス・マイナスでプラス(+8)を記録したことからも、渡邊の貢献度の高さが伺える。

サンダー戦で4ブロックを決めたネッツの渡邊雄太(三尾圭撮影)
サンダー戦で4ブロックを決めたネッツの渡邊雄太(三尾圭撮影)

 試合後の渡邊は「得点は取れているけど、もう少しシュートの確率を上げていきたい」と語り、「3本連続で3ポイントを外してからは、シュートを打つことに対する積極性が薄れてしまった」と反省点を挙げた。

 途中30点差を付けられても気持ちを切らすことなく、「自分のリズムをうまく掴みながら、自分の良さも出せた」と最後まで集中してプレー。

 得意のディフェンス面では、マッチアップした相手を抑えながらファールはなし。「ファールをしないでディフェンスするのは大学のときから得意で、今日もノーファウルでいいディフェンスができた」と笑顔を見せた。

渡邊はシュートの成功率アップを課題に挙げた(三尾圭撮影)
渡邊はシュートの成功率アップを課題に挙げた(三尾圭撮影)

 ネッツは8日は試合がなく、次の試合は9日夜8時(日本時間10日正午)にミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

 

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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