急な温度の変化は血管・心臓に負担?-寒い時期に知っておきたい入浴のポイント!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「急な温度変化は血管・心臓に負担がかかる?」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 温度の変化と血圧の関係
- 急な温度変化は血管・心臓に負担がかかる?
- 寒い時期の入浴のポイント!
【1】温度の変化と血圧の関係
冬になり、寒くなると、熱を逃さないために血管が収縮して、血圧が高くなりやすいです。
また、血圧が高くなることで心臓への負担も増えます。
このような理由から冬の方が血圧は高くなりやすいという特徴があります。
【2】急な温度の変化は血管・心臓に負担がかかる?
例えば、寒い時期の入浴前後では、血圧が大きく変動しやすく、場合によっては血管・心臓に負担がかかります。
具体的な流れをみていきましょう。
①血管が収縮(血圧が高くなる)
まず、脱衣所に行き、服を脱ぐと寒くなるので、血管が収縮し、血圧が高くなります。
②血管が弛緩(血圧が低くなる)
その後、入浴をすることで体が温まるので、血管が弛緩(緩む)して、血圧が低下します。
③血圧が急上昇
そして、お風呂からあがり、脱衣所に行くと寒いので、温度の変化から血管が収縮して、血圧が急上昇します。
このように温度の変化による血管の収縮・弛緩が頻繁に繰り返されることで、血管と心臓に大きな負担がかかります。
もともと血圧が低めな方は、入浴中に血圧が下がるため、立ちくらみが起こりやすいで注意です。
下の動画では立ちくらみの予防についても解説しておりますので、ぜひご覧ください。
【3】寒い時期の入浴のポイント!
寒い時期は温まるために入浴をする方も増えます。
そのなかで、血圧の大きな変動が起こらないために下のようなことを意識してみましょう。
入浴前
- 浴室を温めておく(浴室暖房)
- 入浴前に水分補給をする
入浴中
- かけ湯をしてから入浴をする(末端から行う)
- お風呂の温度を熱くしすぎない
- 長湯をし過ぎない
- 半身浴にする
入浴後
- 水分補給をする
- 脱衣所を温めておく
入浴はリラックス効果もあり、健康にはとてもおすすめですが、急な温度の変化には注意しましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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